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ゴミ アジサイ の広場
潤之介 かな 中1

 先日、久しぶりにあった友達とその友達の友達と近所の南公園に遊びにいったら、公園に大量のゴミが落ちていた。そのほとんどがスナックの袋だった。
まあそれはいつもの事だから気にも留めなかった。そしてしばらく歩いていると、その友達の友達がさっきまで食べていたスナック菓子の袋をぐしゃぐしゃ と丸めて階段の端の方に捨てた。そうすると私の友達もさっきまで食べていたスナック菓子をぐしゃぐしゃと丸めてやぶの中に捨てた。その時私はショック を受けた。身近にいる友達が、自分の目の前で、さも当然というふうな顔つきでゴミを捨てるのが、これほど不快なものとは思っていなかった。  

 私は、ゴミを捨てるのはいけないことだと思う。第一の理由に、ゴミは一つだけ捨てられているということがない。かならず何個か固まって捨てられてい
る。こういう事は、誰かがゴミを捨てて、その捨ててるのを見た人か、捨ててあるのをみた人が、「ああ、他の人が捨てて平気なら俺が捨てても平気だろう 。」とか気をゆるめてしまい、捨ててしまう事から始まる。その結果そこにあるゴミが増えてしまい、それを見た別の人が、また気をゆるめてしまって、ご みをすててしまう。この気のゆるみはゴミの量に比例する。まさしく「ちりも積もれば山となる。」である。だからまず最初にゴミを捨てないという気持ち が大事である。私の家も、新年の大掃除をした後の数週間はゴミなどがあったらみんな捨てようとするが、カーペットに犬の毛がたまるくらい時期が立てば 、スリッパの残骸(犬がかじった)がそこらへんにおっこちてても、誰も拾おうとしなくなる。  

 第二の理由に、ポイ捨てをしないと、環境が良くなるからである。「なんだ公園のゴミくらい、捨てたっていいじゃんかよ。」という人がいるかもしれな
い。確かに公園などのゴミはかってに繁殖していって(生ゴミは別)、人の迷惑になったりするだけかもしれないが、そういう所の気のゆるみが、未来の地球 温暖化や大気汚染などにつながっていくのだ。調べたところによると、「過去100年間で地球上の平均気温は約0・3~0・6℃と、過去10000年間に例を見ないほ ど上昇した。海水面は地球規模で、10~25Cm上がった。氷河が溶解しいくつかの地域では極端な高温現象、洪水や干ばつが増えた。」ということである。  

 たしかに山登りなどをしてゴミが出たときに疲れていたら誰だってもって帰るのが嫌になるだろう。しかし、そこで持ち帰るのが、「未来にはひとりでに
できる未来と、自分で作る未来との二つがある。」という名言のように、ゴミを出さないのとゴミを出させないことに重要なことである。  

 
                                                 
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