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国際化 ウグイス の広場
玲子 あたゆ 中1

 社会は個人から成り立つものとされている。世間と個人の関係について注目すべきことは、個人は自分が世間をつくるのだという意識を全くもっていない
点にある。個人の行動を最終的に判定し、裁くのは世間だとみなされているからである。日本人が何よりも怖いと思っているのは「世間」から爪弾きされる ことだからである。個人の性格にもよるが、世間の中で暮らす方が社会の中で暮らすよりも暮らしやすく、楽なのだ。日本人の多くは世間の中で暮らしてい る。世間は日常生活の次元においては快適な暮らしをするうえで必須なものに見えるが、その世間がもつ排他性や差別的閉鎖性は公共の場に出たときにはっ きり現われる。  

 日本とアメリカは世間というものが全く違うのである。日本の場合はグループの中では誰かが悪いことをしても秘密にするけれど、アメリカの場合は誰か
が悪いことをしたらみんなに広まってしまう。日本で最近起きている事件は、会社で悪いことをしたのに、会社の評判が悪くなるからといってみんなで秘密 にしておこうというものが、多く見られている。  

 私は日本も国際化していかなければダメだと思う。そのためには現実から逃げずに、自分のしたことに責任を持たなくてはだめだ。
 

 
                                                   
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