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清書:先生にひみつ イチゴ の広場
ピッチー あねあ 小3

 私のクラスの先生は、山崎先生と言います。
 

 「先生、何歳?」
 

 と聞くといつも
 

 「16歳だ。」
 

 と言っていますが、たばこが大好きだし、16歳だなんて変です。先生には、ないしょの話ですが、生徒の間では山崎先生のことをこわがっているんだ!


 (私はこわくないけど)でも、おこるとまるでクマかライオンみたいにこわいよ。なかでも一番こわい時は、よしふみ君が、ノロノロ歩いて宿題をわすれ
たことを言わなかった時に、二階に聞こえるほどの声で、  

 「こらー!」
 

 と言った時、心臓が止まりそうでした。それ以来先生が大きな声でどなりそうな時はそうぞうがつきます。なぜかというと、先生がおこる前、鼻の下がの
びるからです。先生がどなりそうになると、みんなは耳をふさぎます。こんな先生だけど、先生の元々のキャラは、「ちびまるこちゃん」に出てくる野口さ んタイプです。野口さんはどんなタイプかというと、表はこわくてうらはおもしろいという意味です。ちょっと見た感じは暗い感じだけどおもしろい話もす きだし、先生と似ています。  

 「あーア 言えやしない。言えやしない。こんなおもしろいこと。クックックッ」
 

 と暗い声でぶきみに言います。テレビを見ていると野口さんがだんだん先生に見えてきました。そのことをママに言うとママまで、
 

 「ほんとうだー」
 

 と笑いだしてしまいました。これから「ちびまるこちゃん」を見るたびに先生を思い出してしまいそうです。そうそう、先生は本当は36歳お嫁さんぼし
ゅう中です。    

 
                                   
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