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「国際化」とは・・・ イチゴ の広場
GO うみ 中3

 最近日本ではあらゆる所で「国際化」の必要が叫ばれている。しかし、「国際化」とは何だろうか。世界において「国際化」がスローガンさながらに叫ばれて
いるのは日本だけである。何故、日本のスローガンが「国際化」なのだろうか・・・。  

 思うにその理由は、欧米世界は現実においてすでに「国際化」されているから、今更そういう言葉を必要とはしていない、という事情がある為だと一応は考
えられる。そして、他方において、日本人が「国際化」の必要をかくも熱心に唱えるのは、日本人自身が今なお自分を閉ざされた特殊な民族と意識し、それを 克服しければならない欠点と判断しているからだろう。  

 日本人はすぐに他人にあわせようとするところがある。他人にあわせようとする人がたくさんいるくに「日本」は、国においても他の国にあわせようとする
。「国際化」とは、他の国にあわせる事ではない。その国が、その国として世界と交流するのが「国際化」である。つまり、日本という国が「日本」の文化や生活 をしっかり持ち世界の国々と交流を深めるのが「国際化」である。  

 そのことは、人間でもいえる事である。人間が「自分」を持ち世界の人間達と関わるのもある意味「国際化」である。この世の中には色々な人がいる。その中
でも「自分」を持っている人と、持っていない人では相当違う。まあ、「将来の夢」を持っているのといないのと似たようなものだ。将来の夢がある。それは、 目標があるとも言える。目標があるということは、それに向かって黙々と勉強したり努力したりするだろう。人に流される事もなく、しっかりと自分の根を 張って目標に向かって生きていく。それが「自分を持っている」という事である。  

 日本もアメリカに合わせるのではなく、日本の文化や特長を十分に生かして世界とか変わることが大切である。自分を軸にして世界を見るのも「国際化」の
大切なひとつだと思う。          

 
                                       
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