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緊張感とは ウグイス の広場
玲子 あたゆ 中1

 人は二足歩行で手を解放し、その手に道具を扱う役割を持たせ、それを発達した大脳で制御するという方法によって、急速に強い優勢な動物になった。わ
れわれは狩られる感覚をすっかり忘れてしまった。動物の場合、われわれとは死の概念自体がずいぶん違うのではないかと思うのだ。彼らにとって死とは、 衰弱した精神が描く単純で強烈な恐怖の源ではない。動物はみな捕食者であると同時に獲物であり、絶対の優位にたって喰うだけという動物はいない。  

 人間の今の生活は、死とは離れている。例えば平気でチキンなどを食べれてしまう事だ。決してチキンを食べてはいけないとは言っていない。しかし、チ
キンなどを食べる時にいちいち鳥のことなどを食べる人はいないだろう。そのまえに、鳥の事を考えながら食べるなんて気持ち悪くて出来ないだろう。  

 他には、いつでも死に直面している野生の動物達より緊張感がないことだ。しかしテスト前などになると人は緊張感が急にでてくるのだ。常に緊張感があ
るほうが私はいいと思う。  

 確かに死に直面しながら生活していくより、のんびり生活している方がいい。しかし、時には死に直面しているような緊張感も必要なのだ。
 

 
                                                 
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