先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
競争社会 アジサイ の広場
仁彦 ふえ

 私たちの社会は競争社会である。子供のころから受験などがあり競争の中で育つ。しかし、最近競争を悪とみる考え方が広まってきている。教育課程審議
会は、現行の相対評価中心から、個々の子どもが学習目標にどの程度到達したかをみる絶対評価に改めることを柱とする中間まとめを発表した。具体的な例 を言うと、小学校の運動会のかけっこで順位をつけることに優越感、劣等感を与えると言った理由で、廃止した学校もあるということを聞いたことがある。  

 このように、現在では競争社会はよくないという流れがあるが、私はそうは思わない。なぜなら、競争によって人間は切磋琢磨し向上するからである。ス
ポーツの世界を例に取ると、勝敗をなくしてしまうとスポーツを楽しむだけでその競技のレベルはあがらないだろう。教育の場合だと、競争に弊害があるよ うに見えるのは、競争そのものに問題があるのではなく、評価の対象が適切でないからだと思う。暗記力を試すだけのテストの結果で評価することが間違い で、生徒が学力を競い合うこと自体は悪いことではない。社会でも、学校でも、公正で有意義な競争は否定すべきものではなく、むしろ活力を生み出す原動 力としてみるべきである。  

 
                                                     
ホームページ