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清書:シェフはわたし イチゴ の広場
ピッチー あねあ 小3

 11月3日金曜日私は、パパの朝食を作りました。
 

 「あしたの朝御飯は私にまかせて!」
 

 前の晩、そう言ってベッドに入りました。明日は、ママがるすなので私は朝御飯を作ろうと思ったのです。
 

 メニューは、目玉焼きと、パンです。
 

 初めにパンをトースターに入れてスイッチをオンにします。次に、フライパンに油をひいて、加熱します。フライパンが、熱くなったら、生卵をフライパ
ンの上に落とすと……。ジュジュジュジュジューンとまるで、シンバルとマラカスが同時になったみたいな音がしました。私はびっくりしてしまいました。 たまご君は大やけどをしています。  

 「ボク、あついよー。あついよー。」
 

 と言っているみたい。だんだんまん中は、黄色くなってきます。しろみもいい色です。お塩とコショウをふると、さあ、そろそろできあがり。トースター
からもいいにおい。  

 「パパ、朝御飯だよ。早く起きて! まなちゃんとくせいの朝御飯だよー。」
 

 と大声でパパをよびました。パパは、いつもは、
 

 「あと5分。」
 

 と言うのですが、きょうは、とび起きました。ママにはないしょの話ですが、パパは、 「ママの作った目玉焼きより、ずっとずっとじょうずだね。」 
とほめてくれました。わがやのシェフはおばあちゃん、そしてチビッコシェフは私です。  

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