先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
講評 題名: 現代人の「昔話」に対する誤解と無理解 名前: 横浜太郎 さん( あわか 中3 アジサイ の広場
内容 字数 1443 構成 題材 表現: 主題: 表記:

 確かに、昔話を子供向けの幼稚で非科学的な話だと思うのは、大間違いかもしれませんね。昔話は、わたしたちの生き
方にさまざまな示唆を与えてくれます。もちろん、最初から子供向けの話だと決めつけて読んでいたのでは、その示唆に 気づくことはむずかしいでしょう。 まず、昔話の情景をくわしく分析することができましたね。そして、「桃太郎」を 取り上げ、桃や鬼ヶ島の暗示するものは何かについて、太郎君なりの考えを書いてくれました。それにしても、太郎君の 知識の広さには、驚かされます。桃が邪気を払うものだとは、知りませんでした。鬼ヶ島という隔絶された空間は、権力 、身分などをあらわすものではないかという意見は、その通りだと思います。太郎君の解説を読んでいると、昔話という のは、奥が深いものなのだと改めて認識させられます。以前、「うさぎとかめ」の話の解説もくわしく書いてくれました よね。昔話評論家と呼んでもいいくらいですね。 「経験は最大の教師である」という名言を引用してくれましたが、昔 話は、長い間の経験が作り上げたものだからこそ、人々の生き方に示唆を与えることができるのでしょう。そんなことを 考えながら、もう一度昔話を読み返してみると、新しい発見があるかもしれませんね。

             

             "☆"
メグ 先生( じゅん


ホームページ