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今を生きるということ イチゴ の広場
玲子 あたゆ 中1

 時間は過去、現在、未来に三分割される。ところが、時間直線を描けばわか
るように、「現在」とはその時間直線の上の一点に過ぎない。未来とはなにか。本来の未来とは、なにが起こるかわからない「ああすれば、こうなる」で拘 束されていない時間である。こうして「漠然たる」未来は、現代社会ではただちに拘束され、急速に失われていく。世界では、意識がすべてとなり、時間は すべて現在化するのである。政治家が国家百年を思わなくなった。それはすべてが現在化したからである。  

 しかし私は、未来に拘束されてない時間で、今を精一杯生きることが大切だと思う。その理由は第一に、今を精一杯生きている方が楽しいからだ。例えば
、未来をすべて決めて生きてい行くよりも、この先どんな事をするかそのときそのときで決めて行く方が楽しいに決まっているのだ。しかし、中途半端にな ってはいけないのだ。  

 第二の理由は、すべてを無駄なものと決めつけて生活していくのはあまりにも虚しいからだ。例えば、これからを生きていくには勉強を頑張らなくてはい
けないとする。すると遊びは無駄なものなのだろうか。私は遊びを無駄なものとは思わない。今を生きてくには、色々なことを経験していくことが大切な事 だと思う。  

 たしかに勉強は大切なものだ。しかしそれ以上に大切な「今を生きる」ということを忘れてはいけないのだ。
 

 
                                                 
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