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冬の始まり キジバト の広場
有貴 いおし 小4 今朝学校に行くときいつもより寒く感じた。なぜかと言うといつもは息が見えないのに、今日は白く見えたからだ。それに五日ほど前から手がよくかじかむ のだ。白い息を見た時  

 「もう冬だなあ」
 

 と思った。
 

 昨日まではティーシャツ一枚で遊んでいた
 

 友達が、今日は皆着ている服が一、二枚ふえていた。
 

 僕は冬が好きだ。なぜかと言うとあたたかいだけで嬉しくなるからだ。例えばエアコンのあたたかい風やホットカーペットなどはもちろん、たった一杯の
ココアもとてもおいしく感じる。  

 その他の理由では雪がある。雪の好きなところは色だ。例えばクリスマスの朝、起きて外が銀世界だったら、きれいだしクリスマスらしいからだ。ぼくが
五才くらいの時にそういうことがあって、その時僕は昨日までとはまるで違う世界に行った気分になった。  

 もう一つの理由は何と言ってもクリスマスだ。外は冷たくしいんとしずまりかえっているのに、家々の中ではろうそくに灯がともり
 

 、クリスマスツリーのかざりが光り、にぎやかにパーティーが始まっていく。
 

 そんな冬の楽しみがこれから待っている
 

  
                                     
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