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講評 題名: 価値観の形成の仕方 名前: ○○○○ さん( あう アジサイ の広場
内容 字数 1091 構成 題材 表現: 主題: 表記:

 大学の入学式、真面目に聴いていたんだね。確かに「核を作る」というのは
大事。しかし、この核というのはきわめて個人的なものだから、共通の講義の ようなかたちでは教えられないしね。昔の日本にはそれでも論語や孟子のよう な倫理の核となるものがみんなの教養としてあったけど、今はそういうものが ないからね。 複数の意見のあと、総合化で「竹のような価値観」とまとめた ところはきれい。なるほどいいたとえを見つけたね。このたとえを、冒頭の話 にからませてまとめたので、文章の結びの5行ぐらいが印象に残るまとめ方に なっている。 自分の価値観を持ちつつ、幅広い視野を持つということが大事 だね。先生はどちらかというと、大学生のころは幅広い視野よりも多少偏って もいいから明確な価値観を持つほうがいいような気もするけど(笑)。 でも 、このへんは大学の講義では触れないと思うから、自分で勉強していくしかな い。実は、ケインズやウェーバーやマルクスなどの古典を読むと、そういう価 値観が行間感じられる(マルクスは行間ではないけど)。価値観そのものを学 ぶよりも、古典を通して学ぶということができるといいと思うよ。▲自分の大 学の教授だから敬語は使わなくてもいいかなあ。それから「お話しする」は謙 譲語。「お話をする」「お話をされる」「お話しくださる」「お話しいただく 」は尊敬語だよ。「お話ししてくださる」というのはどっちだかよくわからん (笑)"☆" "☆" "☆" 森川林 先生( なね
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