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他人との関係 イチゴ の広場
ひまわり あなつ 高1   □最近では従来のコミュニティー的な人間関係、伝統的に培われてきた人間関係がかなり大幅に崩れていて、社会内のルールとかメカニズムでは解決できな いような問題がたくさん生じている。結局、裁判所とか、あるいは、人間が作った実定法に解決を求めざるをえないような、事態が非常に増えてきている。 しかしやはり、当事者間の話し合いによる解決が望ましい。話し合いによる解決は、いつかまた従来の隣人関係を回復させる可能性を与えてくれる。そして 黒白ではっきりさせられた敗訴者は苦しまなくてすむのだ。   □今では、近所付き合いが深い家は少なくなってきている。現に私の家は全くない。会えば挨拶程度。知らない人もいる。しかし実際まったく必要ない。あ ればあるで面倒くさいとうちの母はいっている。私もそう思う。やはりそういう間柄の場合、なにか揉め事が起きた時は話し合いなどできない。話し合うと いうことは相手の意見を聞き、自分の意見も聞いてもらい両者ともが納得する答えを求めるのである。そんなことあかの他人同士では難しい。こういう場合 はまた他人の間にたつひとが必要だ。弁護士はこんなときとても役立つ。   □しかし、これは今の時代である。昔はそんなもの必要なかった。近所の人達は皆家族くらい仲がよかった。他人の子には、自分の子のように怒ったものだ った。今となっては大問題である。それだけ考え方が変わったのだ。こんな時代に弁護士など必要あるはずがない。   □なぜこんなにも今は冷たくなってしまったのだろうか。きっと、人は人,自分は自分、と一人一人が孤立しすぎているのだ。だから仲間意識というものが ない。前は話し合いで解決していたことが今ではわざわざ良い悪い、白黒はっきりさせるという解決策をとっている。最も、そうしなければ解決できない問 題がふえている事もたしかなのだが…。やはり人間は助け合いが必要な生き物なのだから他人とのコミュニケーションをしっかりととる事が大切なのだろう  

 
                                               
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