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新社会
イチゴ の広場
ひまわり あなつ 高1
一九八〇年代にはいって一挙に噴出したコンピューターコミュニケーション技
術の発展と普及は、連続的に進行していた技術が人々の欲求の変化によって方
向を変え、予想外の分野においても爆発的に広まり出した現象だ。今の技術革
新が増加させようとしている「知価」創造は、現実的にも理論的にも数値化不
可能な性格のものである。これらの価値や価格が経済統計に計上されるのは、
人々がそれぞれの主観におうじて対価を支払った結果の集計にすぎない。今、
一九八〇年代に全世界で起こっている変革は「新世界」を生み出す大変革、い
わば「知価革命」なのである。
 
□結構前に、ダイクマのチラシで、スーパーファミコンがものすごい安い値段
がつけられていた。私が買ったころはもっと高かったのに…!と、ものすごく
悔しかった。こんなに安い値段で売れるほど安物で出来ているのかといったら
そうではないし、こんなにも高い値段がつけられるほど優れた物なのか、と言
ってもそうではない。むしろそんなことは関係なく、やはり「人気」なのだ。
 
□その、スーパーファミコンなんて、出始めの時は人気が高く値段が多少高く
ても皆買っていた。しかし今は安くなったて買う人はいないに等しいだろう。
 
 なんでも多少高くても新しい方を、優れている方を選ぶのだ。このような原
理で人間はどんどん新しいものへ欲を出し、技術が発達している。
 
□しかしこうした物があふれる時代で、人間は絶えず欲を出し、とどまろうと
しない。したがって余分な物が増えるいっぽうである。お金の消費も大きい。
 
 技術が人間の欲によって進んだ、ということは結果的にはすばらしいことだ
と思うしこれからもどんどん発達して欲しいが、やはりこのまま人間のだいた
んな気持ちで価格が上がったり下がったりするのはなんだか不安定でよくない
気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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