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時間をも支配する人間
イチゴ の広場
UZI.SMG そお 高1
時間をも支配する人間
 
 
 現代人は時間に追われているとよく言われる。確かに朝起きてから寝るまで
常に何らかの形で時間の制約を受けている。その制約は、果たして一概によく
ないといえるのか?
またそもそも時間の制約とはなんなのかについて考える。
 
 第一に一般的によく言われる時間の制約についてまとめてみる。この場合、
つまり時間の制約とは、計画された時間を過ごすことだろう。しかも「時間が
人間を支配する」という受け身の概念を持つがために精神的に疲れて自滅して
しまう。
 
 そして次に、時間の制約というものが持つ本来の意味について考えたい。僕
は「時間が人間を支配」の考えを否定する。なぜなら主語が違う。そもそも現
代社会で時間の制約が厳しくなったのは社会をコントロールするための方法の
一つとして、「人間が、時間の制約を利用」する方法を採ったのではないか。
昔と違って情報が膨大かつリアルタイムで飛び交い、しかもIT革命が叫ばれ
る現代では時間をきっちり取り決めることが必要不可欠かつ死活問題なのだ。
 
 時間の制約は巨大な人間集団を統制する上で必要なのだ。つまり、簡単に言
うと昔は法律や慣習や軍事力やらで社会の秩序を形成していたが、現代社会で
は時間も統制力の一つとして使わねば、社会を維持できないのだ。
時間の制約は人間が社会を維持するために採用した政治システムなのだ。現代
人は、このように時間の考えに対して一種の「発想の転換」をすべきだ。考え
方一つでも人間は以外と変わる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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