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塾のナマケモノ君
アジサイ の広場
ナズナ あもせ 小5
 「カンナ,第七回目の暴力発生!、カンナ、第七回目の暴力発生!」
 
 ナマケモノは言った。なぜ私がカンナと呼ばれているかとは、四天王といっ
て、人気アニメポケットモンスターで、モンスターを鍛えて、そして四天王の
ジムに行き、勝つゲームがある。その四天王の名前はカンナ、キクコ、ワタル
、シバの
 
 四人があり、ナマケモノは乱暴と思える女の子達をそれぞれ一つずつ名前を
付け、からかう。
 
 まず、メンバーを紹介しよう。カンナの他に、キクコは日の出江利子ちゃん
 
 ワタルが伊藤友希ちゃんでシバが茂田井よしえちゃんである。その子がナマ
ケモノにからかわれるの他にいやなことはたくさんある。ただ声をかけるだけ
なのに、暴力をふると思われて「なんだよあっちいけよ」と言われる。そんな
のごめんだ。
 
 そのことで放課後四人は集まった。「なによあいつ、私は女なのに、ワタル
だなんて」と友希ちゃんが言った。私もいやだった。しかしこんなことも思っ
たのである。女の子達に相手にしてもらいたいということ。ナマケモノがまず
考えそうなことだった。
 
 次の日、また塾があるひだ。ナマケモノはまたからかってきた。あたまにき
 
 なんと!!!!茂田井よしえちゃんがナマケモノのほおをパンッとたたいた
のである。言っちゃ悪いがあの時はなんと気持ちよかったか。
 
 「ばかたれ!てめーおんなだからってなめてんじゃねーよ!ふん!どーせて
めーの頭のなかは女の子に相手にされたいことでいっぱいなんだろ!?このまま
四天王だなんて呼ばれてたまるかあ!!!」
 
 うひょひょひょひょ!こう言っていても実は茂田井さん、ナマケモノのこと
が恋しいのである。しかし今の茂田井さんは違った。本気で怒っていた。続け
てもっと痛そうなビンタを日の出さんがした。(しかもおうふく)
 
 「あんたにキクコだなんて呼ばれてたまるもんですか。」
 
 そのように一人八回往復十六回ほおをたたいた。もうナマケモノのほおは真
っ赤になっていた。(ちょっとやりすぎたかな)と思った私。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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