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集団は
ウグイス の広場
ナッシー ひろ 高1
 集団は1人の裏切者と、犠牲者を生み出すことによって完成させられる。人
間は、「神の時代」から「神と悪魔の時代」に変わったのだ。つまり、対人関
係のとらえどころのない奇妙さを、法則化してきた過程というわけである。悪
魔が、相対化された神であり、「裏切者」相対化された悪魔でありこれは一つ
の相対化でありそれに従って人間は次第に、「独立した社会的存在」になって
いくわけである。少なくとも、「裏切者」が発明されるにいたって、はじめて
人間は、自己完結する対人関係というものを、知り得たのではないだろうか。
つまり1人の犠牲者や、裏切り者を出すことによって団体行動はスムウズに行
くのだ。しかし、本当は1人の犠牲者も裏切り者も出すべきではない。それを
出さないための方法は、2つある。
 
 1つは1人1人の心を強くするのだ。そのために自衛隊に入隊したり、毎日き
ついことを耐え抜いていかなければならない。それを耐え抜くのは至難の技だ
。この平和な日本にまずそれを実行することの出来る人間はそういないだろう
 
 2つめは集団を作らないことだ。だれとも同盟を汲まずに「自分以外すべて
き、信じられるのは自分自身」という風に全世界の人々が思ったら、犠牲者ど
ころか揉め事すら起こらないだろう。しかし、それもかなりの無理が有る。む
しろ不可能だろう。
 
 しかし、やはり集団はなくてはならないものだろう。しかし、それと同時に
欠点も有る。つまり解決方法は1つめでも、2つめでもない新しい解決方法を人
間の進化の中で見出して行けると思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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