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くずかご
イチゴ の広場
俊輔 あやゆ 小5
 だれしもの人生の一部をきりとっても日々の光景のどこかに、きまってくず
かごが、きっと一つは置かれているはずなのに日々に欠かせぬ家具として重ん
じられていない。何かを手に入れるのが暮らしの物差しを作るので、手に入れ
たものをどれだけいれられるか、その容積のおおきさがゆたかさの目安なのだ
、と。部屋にくずかごを一つ、こころのひろい友人としておくだけで、何かが
変わってくる。
 
 僕の町はまだ昔の時代かもしれない。なぜなら、たくさん物を持っている人
が友達になると、
 
 「うらやましい。」
 
 と言うからだ。また、テレビなどがないという家には、
 
 「それがどうした。」
 
 というかんじで見ている。だが、僕はテレビなどないという家は立派だと思
っている。たくさん物を買っていると、どれが大事なものなのかがわからなく
なってくると僕は思う。そして、整理ができない人間になってしまうような気
がする。そんなふうに考えてみると、あまり物を持っていないほうがいい。
 
 僕の家出は、いらなくなったり小さい洋服があると、小さい子供がいる親せ
きに送っている。僕も、いとこから洋服をもらっている。いとこは中学三年生
なので、僕がそのころになったらその洋服が着れるようになる。そして、その
洋服を親せきの子供が着るようになる。捨ててしまうよりいいと僕は思う。
 
 僕はこの話を呼んで、わかったことは、ものを大事にしなければならないこ
とだと思った。僕は結構物を買ってしまう人だと思うので、これからは気をつ
けようと思う。過ぎたるは及ばざるがごとしようなことも学んだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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