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Windows98は使いやすいけど…
イチゴ の広場
惇平 あはえ 中3
 「もの」に「もったい」がつくと、われわれはそれをまだ消費しつくしてい
ないのにもかかわらず、むしょうに捨てたくなってしまう。また、それのつい
ていないものをみるとむしょうに拾いたくなる。つまり、「もったいない」で
ある。「狩猟採集時代」から「消費遺棄時代」に変わってきた今、人類は「大
量生産時代」を迎えた。生産力というものはやみくもに向上させることができ
るが、消費のほうはそうは行かない。当たり前の文明ならここで見合うべく生
産力のほうを抑えるが、われわれの文明は抑えるどころかさらに向上させ、消
費の手に余る分をそのまま捨てている。
 
 ずいぶん前の話だが、windows98が出たあたり、よく「もう95はだめだね」
という言葉を会話の中で良く聞いた記憶がある。わたしたち人間には新しく、
良いものに飛びつく傾向があるようだ。確かにwindows98は95より使いやすく
、性能が良くなっている。自分は「新しいものについておかなければ置いてか
れる」というテーマのCMを見たことがあるが、大企業などで昔のパソコンを
使ったりすることはまずないであろう。他の企業に負けないために、より効率
の良いものを使うのだ。
 
 しかしその時交換された時に余ったパソコンはどうなるのであろうか。これ
はパソコンにかぎられたものではない。新しく物を買った時、不用になったも
のはどうであろうか。その多くが処分されるのではないであろうか。すると結
果的には自然は汚れ、さまざまな問題が出てくるであろう。
 
 「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはなら
ない」というように自分の目先の幸福のために自然が汚れたりすることはあっ
てはいけないと思う。だが、絶対に使うなとは言えない。だから「リサイクル
」や「再利用」などをできるだけ活用していけば、少しでも自然を大切にでき
るのではないかと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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