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私はこの数年間テレビ、ラジオ
アジサイ の広場
さやか あおべ 高2
 テレビやマスコミなどは、たくさんの数の新聞や雑誌があるのに、とりあげ
ているテーマがほとんど同じである。そして、そのほとんどの報道の基準はあ
いまいである。それは、商業主義で、売れるためなら、なんでもやる競争原理
に基くものである。そして、読者の欲望を満たすために、ドラマチックんな演
出を加えるのだ。
 
 たしかに、最近のテレビを見ていると、みんなが興味をそそるような事件の
名前がある。例えば、「お受験殺人」だ。ある母親が、同じ幼稚園に子どもを
通わせている母親を憎み、その母親の子を殺してしまったのだ。しかし、マス
コミはそれを、「お受験殺人」という題名にし、視聴者の心理とより近くし、
話を大きく膨らませ、視聴率を上げようとしているように思われる。ワイドシ
ョーでは、お受験専門の塾の先生などが出てきて、お受験をさせる母親の心理
などを一生懸命に語っているシーンが多かったように思える。これは、マスコ
ミの良くない点である。
 
 また、視聴者や読者がそういうものを求めているのも原因の一つであると思
う。例えば、酒鬼薔薇聖斗事件というのがあった。犯人は中学生であったので
、実名、顔写真を新聞、雑誌に載せてはいけないという法律があるのに、「フ
ォーカス」という雑誌は顔写真を載せてしまった。もちろん雑誌は発売停止と
なったが、その後、その顔写真は世の中にけっこう広まった。それは、読者が
求めているからである。
 
 事実を報道することは別に悪い事でもないけれど、その事実を少し、ドラマ
チックに仕上げてみたりする事はよくないことであると思う。「大切なのは、
健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という言葉があるように、事実
を捻じ曲げないことは、必要なここであると思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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