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医者としての立場
アジサイ の広場
智之 すら
 病気になった時、頼りになるのは医者である。普段は医者嫌いで通っている
人でも、由々しい病気になり、自分の生命に不安を感じる段階になると、医者
のご厄介になるだろう。しかし、医者にも当然ピンからきりまでいる。勉強を
ろくにしていない、つまり勉強不足な医者はやぶ医者と呼ばれている。このよ
うな者達にパターソンの言うような知的権威、道徳的権威、カリスマ的権威の
三つがあるとはとても思えないのだが、それでも医師免許を持っているために
一応医者である。
 
 このことに対して私は試験だけではなく、その人の人格、勉強意欲や実習期
間を従来の一年から更に増やしたり…。しかし、このような事を実際にやると
なるとさまざまな方面から反発にあうということになるだろう。
 
 たしかにできないからといって全く対策をしないのはいささか疑問が残る。
医者は患者に頼られている訳である。大袈裟に言うと医者は患者の体をまさぐ
り、傷つけ、切り刻む人であるため、本当に信頼しあった仲ではないと容易に
手術を頼む事はできない。医者と患者とはそういうものではないかと私は思う
。反発があるからと言って何もしないのではこれからも同じ事のくり返しだと
思う。何もしないか、かといってすべてを変えなくても一部を変えただけでも
効果はあるはずである。
 
 私は医者とは少し違った理学療法士になりたい。しかし、基本的な医者とし
てのやることはいっしょだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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