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人間の心に2000年問題はない!!!
アジサイ の広場
AE86 えや 中3
 最近の世の中は何でも「お金」で解決されてしまうため、「心の豊かさ」と
いうモノがあまり感じられなくなってきている気がする。これは、大人から始
まり子供にまで影響してきているのだ。特に最近の子供たちは心がとっても貧
しくなっている。特に「モノを大切にする」ということに関しては、特に乏し
くなってきているのだ。その理由として考えられる原因はただ一つ。昔に比べ
てお金を多く持つようになり、モノが豊かになり過ぎたことである。親に言え
ば何の苦労も無く買ってもらえてしまうのだ。「壊れたらまた買ってもらえれ
ば良い」という考え方しか出来ないのではないだろうか。その影響だろうか、
最近のおもちゃは昔に比べても、より壊れにくくなり、直しにくくなっている
ような気がするのだ。例としてミニカーを出そう。ミニカーは昔はネジを回せ
ば開いた所も、今となってはネジではなく、釘のようなもので打たれていて、
開けようと思っても容易ではないのだ。
 
 では、このような子供たちの心を豊かにさせるにはどうすれば良いのだろう
か。私が真っ先に思い付いたのは、親によるシツケである。モノを買ってあげ
たら「大事にしろ!壊したら買ってやらないぞ」くらいまできつく言っても良
い...と思う。そういうことにより、かなりモノを大切にするようになるは
ずだ。(少なくとも私ならする)
 
 もう一つ心が貧しくなっている理由として考えられるのは、自然環境とのふ
れあいである。最近の子供はゲームなどの非現実的なものと多く接しているた
め、家の中に閉じこもりがちであるので、ストレスを感じているハズである。
それにより心が貧しくなってしまっているのである。このような理由から最近
は少年犯罪が増えているのだ。
 
 最近はパソコンというモノが一般家庭にもかなり出回ってきたために、年賀
状もパソコン打ち→印刷と、手書きに比べて心がこもっていない気がするのだ
。私の家にはまだパソコンが無いので手書きだが、昔の年賀状は、パソコン打
ちや印刷で来れば私は驚いていたが、今となっては手書きの方に驚きを見せる
ようになってしまった。私宛てに来た年賀状も、今年は特に印刷ものが多かっ
た。
 
 言葉一つにしてもそうだ。同じ「おはよう」でも心の状態により全く違った
受け取り方になってしまう。特に最近はあいさつの仕方が変わってきたような
気がする。最近はあいさつでも声を出してするところをあまり見なくなった代
わりに、会釈だけというのが多くなってきた。
 
 モノが豊かになることはとても良いことだ。しかし、それによって人間の心
の豊かさが失われていくことは何とかならないものだろうか。「何かを手に入
れるためには何かが犠牲になってしまう」という言葉を良く聞く。確かにこれ
は間違いではない。しかし、「心」に関してはその言葉は使えないと思う。な
ぜなら、人間の心というものは自覚次第で豊かに出来るのだから...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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