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記事 4867番  最新の記事 <前の記事  2023/11/30
齋藤孝さんの「こども読解力」、読解力に関する理論も方法もない解説――読解力は読む力と解く力の総合力が必要で、正しいやり方をすれば誰でも読解力がつく as/4867.html
森川林 2023/11/30 04:10 

メジロ2羽

●動画:https://youtu.be/K7P3JTdihYc

 齋藤孝さんの「こども作文力」があまりにもレベルの低い内容だったので、参考までに齋藤孝さんの「こども読解力」という本も読んでみました。

 言葉の森は、作文指導以外に、国語読解指導もしているからです。

 「こども読解力」の本には、もとの文章に、赤や青や緑で線が引いてあり、解説のようなことが書いてあります。
 一目見て、これでは読解力はつかないと思いました。
 それどころか、読解力のある生徒は、このようなわずらわしい解説は読みません。
 もとの文章だけ読んでいた方が、ずっと頭に入るからです。
 読解力のない生徒は、もとの文章も解説もどちらも読まないと思います。

 この本には、「読解力」と書いてありますが、読解の問題はどこにもありません。
 これでは、読解力は身につきません。


 読解力は、読む力と解く力のふたつからできています。
 このふたつは、似ていますが、全然違うものです。

 だから、読む力があっても解く力がない生徒や、逆に解く力があっても読む力がない生徒は、どちらも読解の点数が上がりません。

 第一に、読む力をつけるためには、入試問題に出てくるような文章を繰り返し読むことです。
 それが、言葉の森が行っている問題集読書です。
 ただし、小学生の場合は、難しい文章を読む以前に、読書の量を確保しておく必要があります。

 第二に、解く力をつけるためには、理詰めに問題文を読むことです。
 その解き方のコツは、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」に載せています。
 これは、「小学生のための」となっていますが、小学生がひとりで読むには難しすぎます。
 保護者が読んで、子供の読解のテストを分析するときに使うものです。
 また、この本は、本当は、小学生向けではなく、中学生、高校生向けの本です。
 大学入試共通テストの対策として使うのがいちばんいいと思います。


 昔、私が教えていた高校3年生にセンター試験国語の現代文を解かせたところ、最初はみんな60点ぐらいしか取れませんでした。
 そこで、1人について2時間ぐらい解き方のコツを説明すると、翌週からみんな100点近い成績を取れるようになりました。

 どうして説明に2時間ぐらいかかるかというと、その生徒の間違えた部分についてだけじっくり解説するからです。
 だから、一斉指導はできないのです。

 読解検定で高得点を取っている生徒は、お母さんが同じようなやり方をしています。
 問題文に沿って、その選択肢のどこが合っているのか違うのかということを理詰めに考えるようにすると、必ず読解の成績は上がります。

 
 ただし、解き方のコツで成績が上がるのは、読書力のある子の場合です。
 読解力がないという生徒の場合、多くは解き方のコツを理解する以前に、読む力をつけておく必要があります。
 その力をつけるのが問題集読書です。

 更に、問題集読書をやる以前に、読書量自体を増やすことが必要な子もいます。
 最近は、そういう子の方が増えています。
 小学校低中学年の国語力は、国語読解クラスで勉強するよりも前に、まず家庭で本を読む習慣をつけることが大事です。


 ところで、私は、毎回書いていますが、人を批判することは好きではありません。
 批判よりも大事なことは、創造だからです。
 ただ、言葉の森が指導している作文と国語読解に関連して、あまりにも低レベルな本が出ているのを見ると、日本の作文教育、国語読解教育の質を下げないためにも、一応説明をしておく必要があると思いました。
 それで、あえて批判的なことを書きました。

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森川林 20231130  
国語読解力をつけるためには、読む力と解く力を分けて考えること


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記事 4866番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2023/11/30
寺子屋教育の伝統を、現代のIT技術で復活させる as/4866.html
森川林 2023/11/29 09:26 

ガーデンシクラメン

●動画:https://youtu.be/0hTL8dcP5sk

 寺子屋教育の本質は、ひとことで言えばコミュニティ教育です。
 子供たちは、成績や競争や賞罰によって勉強するのではなく、友達と一緒だから楽しくて勉強したのです。
 今の教育、特に受験教育は、子供たちを個々ばらばらに孤立させて、競争によって意欲化させるという方法で行われています。
 ここに、根本的な違いがあります。

 そして、寺子屋教育の勉強の方法は、精選された教材を元にした音読、暗唱、書写、算盤の反復学習でした。
 しかし、ただそれだけを続けていては、学習が単調になってしまうので(マンネリ化という言葉よりも単調化の言葉の方が日本語らしい)、季節ごとに街に出て多くの人に自分の書写を見てもらうというような企画も用意されていました。

 寺子屋時代の子供たちは、コミュニティを楽しんでいたので、いろいろな悪ふざけやいたずらもしました。
 それが行き過ぎると、先生は叱らなければなりませんでした。
 しかし、叱る方法は、単純な禁止や罰という方法は少なく、子供たちが傷つかないような工夫した叱り方が行われていました。

 例えば、先生が悪いことをした子供をひどく叱ったあとに、近所のおばあさんが出てきて、「私に免じてどうか許してやってください」と頼むというような打ち合わせが事前に仕組みとして考えられていたのです。

 子供たちは、朝早くから寺子屋に来て、みんなで大声で暗唱するような勉強をしたあと、午後は家に帰り、そのあとは子供たちどうしで楽しく遊びました。
 当時のヨーロッパでは、限られた貴族階級の子弟たちが、先生に鞭で脅されながら勉強をしていました。
 日本の当時の識字率は、世界でも最も高いものでした。
 その子供たちが、明治時代に日本の近代化を急速に成し遂げる人物に育ていったのです。


 勉強は、楽しく主体的にやるものです。
 競争で煽られながら、言われたことをただひたすらやって、その結果を競争で評価されるようなものではありません。

 言葉の森が目指しているのは、かつての日本の寺子屋教育の伝統を、現代のITテクノロジーを生かして、高度に復活させることです。
 そのプラットフォームが、現在、500人以上の生徒が参加しているオンライン少人数クラスの教育です。

 オンライン教育は、しばしば対面式の通学教育と比較されますが、言葉の森のオンライン少人数クラスは、通学教育よりも更に対面式の密度が濃くなったオンライン教育です。

 このオンライン少人数クラスの教育を生かすためには、同学年の同レベルの生徒が5人以内の少人数で集まるクラス運営を無数に増やす必要があります。
 そのためには、生徒数は、1万人を超える必要があります。
 この規模になれば、現在の通学式の集団一斉指導の学校教育は、少人数の対面式オンライン教育に置き換わるでしょう。
 それが、寺子屋教育を現代に復活させるということです。

 教育改革の第一歩は、先生がどうしたとか、教材がどうしたとか、教え方がどうしたとかいうことではなく、理想のプラットフォームを作ることです。
 そのプラットフォームを作ったあとに、先生や教材や教え方の問題が出てくるのです。

 こういう言葉の森のビジョンと同じようなことを言っている人は、まだ誰もいません。
 しかし、言葉の森には、毎日楽しく勉強している子供たちと、言葉の森の教育を理科してくれる保護者の方と、長年言葉の森で指導を担当してきた多くの優れた講師がいます。

 日本によりよい教育を作り上げ、そして、日本をよりよい国にするためにこれからも努力していきたいと思います。

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言葉の森の電話受付時間を変更します as/4865.html
森川林 2023/11/28 16:34 


 言葉の森の電話受付時間を、平日10:00~17:00、土曜・日曜10:00~12:00とします。
(平日の時間を早めに終了することにしました。一方、日曜の午前中も電話連絡を受け付けるようにしました。)

 受付時間外の欠席連絡は、検索の坂から、又は、オンラインクラス一覧表のご自分の名前の横の△印からお願いします。

 受付時間外のその他のご連絡やご相談は、個別れんらく板からお願いします。

土曜・日曜は、教育相談も受け付けます。ただし、ご相談は15分以内を目安としてください。

 以上、よろしくお願いいたします。

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記事 4864番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2023/11/30
齋藤孝さんの(5)「こども文章力」のそれぞれの章に対する解説と批判――日本の作文教育のレベルを下げる思いつきの作文指導では、子供たちはかえって作文を書けなくなる as/4864.html
森川林 2023/11/28 05:32 

ミカンとメジロ

●動画:https://youtu.be/hDu6rb1sQvs

 私は、何度も同じことを書きますが、人を批判することは好きではありません。
 大事なことは、批判ではなく創造することだからです。
 だから、批判のような話になるときは、必ずこちらの独自の対案を出しています。


 日本の作文教育は、世界の水準を大きく超えています。
 諸外国で、日本のように小学1年生から作文が書ける教育をしているところはありません。
 なぜ、日本でそのような作文教育ができるかというと、日本語は、喋る音と書く言葉が一対一で対応しているからです。
 数少ない例外が「わとは」「おとを」「えとへ」「小さいゃゅょっ」などです。
 これらの例外を除けば、日本では、喋ることのできる子は作文を書けるのです。

 このように恵まれた日本語環境で生きる子供たちにもかかわらず、作文の苦手な子は数多くいます。
 また、作文教育のほとんどが、小学校の間で終わります。
 小学校時代の中でも、作文教育が主に行われるのは、小学2、3年生までです。
 小学校高学年、中学生、高校生と、作文指導は、次第に少なくなるか、なくなります。
 それは、作文指導の理論と方法がないからです。


 現在の作文指導のほとんどは、穴埋め作文のような構成メモと、赤ペン添削による指導です。
 この指導で、作文が書けるようになる子は、もともと書ける子だけです。
 また、中学生、高校生まで作文の学習を続けようとする子はいません。


 齋藤孝さんが書いた「こども文章力」は、この低レベルの作文教育の現状を追認し、そのまま作文指導の標準としたものです。
 作文教育を考える現場の先生やお父さんお母さんが、こういう作文教育でいいのだと考えれば、作文が書ける子は、もともと書く力がある子だけになります。
 また、中学生、高校生まで作文の勉強を続けようとする子は出てきません。

 なぜ、このような作文指導になるかというと、著者に、作文教育というものに対する理論と方法がないからです。
 作文通信教育講座「ブンブンどりむ」は、齋藤孝さんが監修しています。
 寄せ集めの作文指導で作文が書けるようになる子は、親がていねいにフォローしてあげることのできる子だけです。


 私は、最初、「こども文章力」のそれぞれの章について、もっとよい別の指導の仕方があるということを書こうとしました。
 しかし、ほぼ全ページについて書く必要があるとわかりました。
 それぐらい、レベルが低いのです。
 それで、以下は、簡単にまとめて書くことにしました。
 より詳しい話を知りたいという方がいれば、コメント欄に書いておいてください。

■全体の感想

 基本的な考え方は、穴埋め作文です。
 「最初にどうして」「次にどうして」「最後にどうなった」という穴埋めの枠を埋めることができても、それを作文として長く書けるのは、もともと書く力がある子だけです。
 そして、書く力がある子は、そういう遠回りなことをするよりも、直接作文を書きたいと思います。
 学校でよく行われている構成メモの指導も、この穴埋め作文の指導と同じです。

■例文

 この本に唯一載っている小学3年生向けの例文は、生徒の見本とするような例文になっていません。
 第一に、題材に個性も感動もありません。第二に、「朝起きてから寝るまで」の作文のように構成が平板です。第三に、結びの感想が「うれしかったです」のような浅い感想で終わっています。第四に、たとえを使うというような表現の工夫がどこにもありません。
 字数を埋めるために、出来事を順番に書いているだけの例文になっています。

■日記

 日記で、何を書くかという穴埋めの提案をしていますが、日記で大事なのは、何を書くかではなく、どう書くかです。
 また、そもそも、小学校低学年で日記を書かせる指導に意味はありません。
 大事なことは、書かせる前に、本を読ませることです。

■読書感想文

 物語の内容と自分のエピソードを結びつけようという書き方は、言葉の森の指導法とそっくりです。
 言葉の森が、この読書感想文の指導法を始めたとき、同じような読書感想文指導をしているところはどこにもありませんでした。
 本当は、この読書感想文の指導にこそ、具体的な例文が必要ですが、この本にはそれはありません。
(言葉の森の例文は、感想文の書き方

■将来の夢

 将来の夢について、将来のことを書く手順が書かれています。
 しかし、「将来の夢」という題名は、将来のことを書くのではなく、そう思った過去の実例を書くことが大事です。

■問いを立てて書く

 テーマを考えて理由と結論を書く書き方が漠然と説明されています。
 しかし、問いを立て、その理由を述べるには、問い自体に対比が必要です。
 「BではなくAだと思う」という対比があればこそ理由が書けます。

■観察したことを書く、比較したことを書く

 観察したこと、比較したことなどという作文の課題が書かれています。
 こういう「○○作文」というような作文指導をしている先生は多いと思います。
 しかし、作文指導は、いろいろなことを思いつきでやらせるものではなく、ひとつの方針に沿って指導するものです。

■調べたことを書く

 調べることとして定義、背景、経緯などを調べると書かれています。
 しかし、調べたことを書く際に大事なことは、データ(数字や固有名詞)を入れることです。
 また、作文を書いている途中でデータを調べるのではなく、すでに調べたデータを作文にあてはめるという考え方をする必要があります。
 そうしないと、調べるだけで時間がかかってしまうからです。

■この中学校を選んだ理由(志望動機)

 志望理由として、その学校のこと、自分のやりたいことを書くと書かれています。
 しかし、志望動機は、ただ学校のこと、将来のやりたいことを書くのではなく、自分の過去の実績をもとにして書くことが大事です。
 このコツを知らない人が多いです。

■小学校時代の思い出

 行事に参加したこと、知らない土地や人に出会ったこと、芸術やスポーツを見て感動したことなど、思い出の例が羅列されています。
 しかし、思い出という実例が先にあるのではなく、自分の考えが変わったというような主題を先に立て、その主題に合った実例を見つけるのが書き方のコツです。

■自分の長所と短所

 自分の長所と短所をよい面悪い面の両方から考えてみようと書かれています。
 しかし、長所と短所は、自分で考えるより先に、家族に聞いた話をもとにすることによってより客観的な作文になります。
 小学生の作文指導は、家族の対話とセットになっているのです。

■物語の要約(浦島太郎)

 要約の仕方として、すでに知られている浦島太郎の話をもとに、言葉をしぼりこむということが書かれています。
 しかし、要約は、実際の文章を読んで要約の練習をしなければ書けるようにはなりません。
 言葉の森の要約の仕方は、こちらです。

■報告文、キャッチコピーの作り方、手紙の書き方

 この本を読んで、報告文、キャッチコピー、手紙の書き方までやろうという子は、まずいないと思います。



齋藤孝さんの(5)「こども文章力」のそれぞれの章に対する解説と批判――日本の作文教育のレベルを下げる思いつきの作文指導では、子供たちはかえって作文を書けなくなる

日記を書かせる指導よりも、本を読ませる指導が大事、そして「何を書くか」ではなく「どう書くか」を考える――齋藤孝さんの(4)「こども文章力」の日記指導ではすぐに書くことがなくなる

齋藤孝さんの(3)「こども文章力」を読んで――例文にもなっていない例文をどう評価するか

齋藤孝さんの(2)「こども文章力」を読んで――「ブンブンどりむ」の監修者、齋藤孝さんの穴埋め作文では、作文を書く前の手間がかかるだけ――作文の構成には、学年に応じた指導が必要

齋藤孝さんの(1)「こども文章力」を読んで――あまりのレベルの低さに驚く

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森川林 20231128  
 日本では、思いつきの作文指導が多すぎます。
 作文教育に対する理論と方法がないからです。
 理論と方法のない典型的な例が、ブンブンどりむを監修している齋藤孝さんの「こども文章力」です。
 勘違いして、この本をもとに家庭で作文の書き方を教えようとすれば、途中から親子げんかになると思います(笑)。

しげか&みちるママ 20231129  
どうして「言葉の森」を知ったか思い出しました。
斎藤孝さんの著書をたくさん読んでて、文章が書ける子にしたいな~~っておもったのがきっかけでした。

森川林 20231130  
 ママさん、ありがとうございます。
 齋藤孝さんというかブンブンどりむは、言葉の森も真似ばかりしています。
 作文にしても、読解にしても、暗唱にしてもですが、それがいずれもレベルの低いやり方を物量作戦で押し通そうとしているのが迷惑なところです。

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記事 4863番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2023/11/30
日記を書かせる指導よりも、本を読ませる指導が大事、そして「何を書くか」ではなく「どう書くか」を考える――齋藤孝さんの(4)「こども文章力」の日記指導ではすぐに書くことがなくなる as/4863.html
森川林 2023/11/27 06:46 

センリョウ

●動画:https://youtu.be/_AqE5OhYYrw

 大人は、「書く」という結果を見がちだが、「書く」前提として「読む」がある。
 読む量が少なければ、うまく書けない。
 そのうまく書けないことを添削でいくら直しても、やはりうまく書けるようにはならない。
 しかし、読む量が増えれば、直さなくてもうまく書けるようになる。

 小学校では、2年生ぐらいで日記を書く指導が増える。
 たいていの親子は、そこで、何を書いていいかわからなくなる。
 「何を書くか」というところに目が向くから、書くことがなくなる。

 作文通信教育講座ブンブンどりむの監修者、齋藤孝さんの「こども文章力」でも、「日記は『したこと』を思い出すところからスタート」(P16)と言っているが、これは日記指導の本質を知らない人の話。
 「(  )を食べた、(  )を見た、(  )に行った」などいくら穴埋めの言葉を入れても、すぐに書くことはなくなる。

 日記は、「何を書くか」ではなく、「どう書くか」と考えるのが大事。
 例えば、「たとえを入れて書く」「会話を入れて書く」「どうしてかというとという言葉を入れて書く」「色や音を入れて書く」「ダジャレを入れて書く」という書き方だ。

 これなら、毎日、その日の朝ごはんのことを書いたとしても、毎日新しいたとえやダジャレを思い出して書ける。
 そして、何よりも、目標があることと、自分なりの創造があることが楽しくなる。

 勉強は、つまらないことを義務感としてやらせるのではなく、主体的で楽しくできることを親や先生が工夫してやらせることだ。


※私は、人を批判するのは好きではありません。
 批判するよりも、自分で新しいものを創造することが大事だからです。
 しかし、勘違いした作文教育の方法が広がれば、それは多くの人にとってマイナスです。
 だから、あえて名前を挙げて、どこが問題なのか、そしてどうしたらいいのかを書くことにしました。



齋藤孝さんの(5)「こども文章力」のそれぞれの章に対する解説と批判――日本の作文教育のレベルを下げる思いつきの作文指導では、子供たちはかえって作文を書けなくなる

日記を書かせる指導よりも、本を読ませる指導が大事、そして「何を書くか」ではなく「どう書くか」を考える――齋藤孝さんの(4)「こども文章力」の日記指導ではすぐに書くことがなくなる

齋藤孝さんの(3)「こども文章力」を読んで――例文にもなっていない例文をどう評価するか

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齋藤孝さんの(1)「こども文章力」を読んで――あまりのレベルの低さに驚く

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森川林 20231127  
 日記指導なんてさせるものではないというのが私の持論です。
 面白くも何ともないし、またそれで文章を書く力がつくわけでもないからです。
 では、どうしたらいいかというと、読ませる指導と親子の対話の指導をすることです。
 教育の根本はシンプルなのです。

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