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生徒:yusoni
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youbi_kaze_gakki
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「わぁぁぁ。」 頭上から大声がした。客席のほうからだ。八月十九日、私は、七月と八月に行われた猛練習を経て、西日本私立小学校連合水泳記録大会に参加した。この大会は、四年生から六年生で大会基準タイムをクリア出来た人のみが大阪にある門真スポーツセンターで他校と水泳のタイムを競い合う趣旨でできている。私は、今回、自由形五十メートルと二百メートルメドレーリレー・二百メートルフリーリレーの計三種目に出場した。その中で私がもっとも心に残ったのは、メドレーリレーである。 今年の記録会は、昨年までと大きく変わっていた。一つ、昨年までスクール水着の着用だったのに対し今年から競技用水着の着用が認められたことだ。このことは、とてもありがたいことである。競技用水着だと、水の吸収力が少なく伸縮性に優れ、タイムに大きな影響が出る。二つ目は、練習でメドレーリレーのタイム計測したときに、一昨年の我が校の自己ベストを更に大きく更新をしていたことだ。練習時は、スクール水着の着用だったので、本番では、どんな結果になるか楽しみだった。三つ目は、リオ五輪と重なり、練習から盛り上がっていたことだ。リオオリンピックにおいて、既に日本は、萩野浩介選手など多くの飛躍を遂げている。私は、メドレーリレーでアンカーとして自由形を泳ぐ。メドレーリレーは、良いようで悪く、悪いようで良い。 なぜなら、大会の一プログラム目だからだ。アップしかしていないため水着も重くない。そして、何と言っても疲れが出ていない。しかし、私は、アンカーと言うこともあり、大会が始まってすぐでは、水慣れどころか場慣れすらできていないのではないかと不安になる。そして、迎えた当日。私は、四年生から三年連続でこの会場に足を運んでいるが、やはり、緊張が隠しきれずメインプールでのアップは思うようにいかなかった。不安になっていたとき、私以外のメンバー三人が、 「自己ベスト出そうね。」 と結束を確かめに来た。私は、その言葉を聞いた瞬間、まるで、言葉に表しきれないほどの安堵感に満たされた。たぶん、その言葉には、魂が込められていたのだろう。私は、何を不安がっていたのか、数秒前の自分に問いただしたくなった。私には、こんなに素敵な仲間がいるのに。私は、力強く 「お互い頑張ろうね。」 と大きく頷いた。その後私は、緊張することもなく、落ち着いた状態で、アップ用プールでメンバー三人とフォームのチェックをしたりしていた。もちろん、出番直前はもちろん、私にバトンが一着で渡されたときには、本当に石化してしまったものだ。しかし、そう長く石になってもいられない。なぜなら、五十メートル先のゴール板を目指して泳がなくてはならないからだ。それも、一番で。私は、練習のとき指導の先生が教えて下さった、 「一番以外でバトンが渡されたら、一番になりなさい。もし、一番でバトンが渡されたら、二番と更に差を付けなさい。」 と言う実行するのは、天と地がひっくり返ったとしても難しい言葉を胸に、ジャンプ台から水面へ一気に飛び込んだ。そう思ったが、私には、二番との差を気にする余裕など無かった。リオ五輪で平泳ぎで銅メダルに輝いた星奈津美選手が試合後のインタビューで口にしていたように手も足も動かなくなる程、必死に泳いだ。最後の一掻き、一瞬の息継ぎ、片手タッチまで気を抜かず。ゴールインして私は、電光掲示板を見た瞬間、これは、結束力の順位だと心の底から思った。今でも忘れられない、 「二分一秒三 一位」と言う数字。 母は、小学校四年生のときに書道大会で学年優勝を果たしたそうだ。母は、昔から、文字を書くことが好きでお習字教室には、一日も休むことなく通ったそうだ。その努力が実ったのかなと話す。それを聞いて、私は、すぐに「遺伝」と言う単語を思い浮かべ、今からでもお習字教室に行くか、母に習おうと心の中で、多分しない目標を立ててしまった。 一番になった経験は、人間にとって、プライドを与える。それが、仲間とともに何かを作り上げるものなら尚更だ。 「井の中の蛙大開を知らず」 と言う諺が有るように、上には上がいる。私は、これからこの日のことをバネにして、水泳の技術的な面でも仲間との信頼関係でも空高く飛んでいこうと決意した。 「わぁぁぁ。」 来年は、あの声を聞けないかもしれない。でも、私達が残した結束力だけは、いつまでも水飛沫と共に透き通った輝きを放っているだろう。
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【hyoukaからのデータのうちtopicsから取得できないもの】
表現:
時間:
4週の読解問題3
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
山のたよりに入れる番号
投票:
自習:
題名:
学年:
幼中
幼長
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小2
小3
小4
小5
小6
中1
中2
中3
高1
高2
高3
社
月:
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山:
の山
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12
月
1
2
3
4
週 範囲:
1-3
4-6
7-9
1-9
内容:
字数:
構成:
題材:
表現:
主題:
表記:
読書:
その他:
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(
●絵の実
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