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生徒:yuyae
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youbi_kaze_gakki
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日本人は、西洋文化を積極的に取り入れてきた。そのことが一番わかりやすいのが、家・家の中だと思う。かつての日本人の家は、木材の色や形を残すため、黒、茶、白の家が多かった。大正時代までは、家が横に広い一階建ての家が多かったのに対し、今では二階建ての家が多くみられる。家の中でも同様だ。ここ最近の家を見ると、日本文化に欠かせない、「たたみ」の部屋がほとんどない。洋風のカーテンを使いこなし、家をオシャレにきれいに保っている。だから、和紙を使った一つのしきりとしての障子は各家庭から姿を消しているように思える。私たちは、日本人であるのに、西洋の文化ばかり考えてしまっては、本当の日本文化に気付かなくなってしまう。私は、日本的な良いものを見つめなおす生き方をしたいと思う。 そのための方法として第一に、身近な自然を楽しむ気持ちを持つことだ。日本には四季がある。季節があることで、私たちは、一年というサイクルの中で様々な景色を楽しむことが出来る。季節によって異なる空の濃さ、雲の色、星の輝き一つ一つによって、感性や文化が作られてきた。日本の文化は、自然との関連性が強い。お花見、お月見、冬見、自然にあった「きれいなもの」をみようとしている、日本人の心の温かさが良く感じ取れる。月のことにしぼっていえば、日本では、月の黒い部分をウサギがお餅をついているという。他の国では、黒い部分を男の人や鳥などというそうだ。日本人は、模様の見方に対しても自国の文化とつなげている。そこから、昔からずっと日本人は日本を愛していたのだということが、ひしひしと伝わってきた。身近に自然があったからこそ日本文化は深いものになったのだと思った。 また、第二の理由としては、日本の文化を理解することを教育の基本に置くことだ。美術や音楽・家庭科では、日本文化と触れ合う機会が多い。美術や音楽は、西洋の色彩、音を学ぶこともある。しかし、まずは、日本の音が聞いてからという教育の仕方なため、日本の文化や感性、リズムが基礎となって、物事をとらえることが出来ている。時々、日本の音楽や絵よりも西洋の作品の方が華やかだと思うことがある。それは、日本の作品があったからこそ思うことであり、西洋の作品と日本の作品を対比させて、気づかされたことでもあった。だから、私たちの心の中には日本文化・日本の作品が基礎となって、他のものを評価できるようになっているのだ。小学一年生からの記憶をたどってみると、国語の授業では、日本人作家の小説や話をたくさん読んできた。外国人作家との比でいうと、七対三くらいで日本人作家の方が多い。小さいころから、日本人の考え方を身につけるために、自国の作家の作品を読んでいたのだろうと思う。 確かに、日本は西洋の文化に追いつくことで自国を発展させてきた。しかし、最も大切なことは、発展しつづけ、日本的良さを失うことではなく、新しいものを取り入れるときに日本文化とのつながり、関連性を見つけていくことだ。「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない」という名言があるように、ただ、西洋文化にあこがれてそのまま、日本にとれ入れても、日本文化に良い影響は与えられない。少しでも日本らしく変えて取り入れることで、日本が良い方向に発展できると思う。日本らしさを知るために私は、日本的な良いものを見つめなおす生き方をしたいと思う。
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表現:
時間:
4週の読解問題3
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
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幼中
幼長
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小2
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山:
の山
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12
月
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2
3
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週 範囲:
1-3
4-6
7-9
1-9
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字数:
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(
●絵の実
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