題名 | 人権作文 |
名前 | littlesnow |
時刻 | 2010-07-17 15:59:34 |
「身近な人権問題」
堀田小雪 皆さんは人権問題と聞いて何を思い浮かべますか。私はまず思い浮かべたのは、いじめについてです。 いじめはされたら誰しも傷つきます。そんなことが今では社会的な問題にもなっています。 警察が認めている件数だけでもいじめが原因で自殺してしまった人は十六人もいます。 16人を少ないと思う人もいると思いますがこれはあくまでも警察が認めた件数であり、 それだけ追い詰められ辛い思いをしたのだと思います。 自分がそんなことをされたらどう思いますか。誰しもいじめられたら傷つきます。なのに何故、いじめは続くのでしょうか。 原因はストレス解消のため、相手が気にくわないなどちょっとした原因が多いですが 性格の問題、家庭の問題もあります。しかしどちらにしろいじめはして良いものではないです。 もし、自分がされたらどうか、そう考えれば分かると思います。 世界の国々ではいじめ対策に積極的に取り組んでいる学校もあります。 いじめについての授業をしたりスクールカウンセラーを配置して子供たちの悩みを聞いてあげたり、 学校と保護者が頻繁に連絡を取り合い、 子供たちがいじめられてたりしたら解決できるように話し合いをする事もあるそうです。 カナダのある学校では、いじめに対するプログラムがあり、教師はそれに基づいて「いじめはしてはいけけない」 「いじめられたら大人に言う」などの教えを徹底的に授業や話し合いの中で生徒に教えていくらしいです。 また、いじめられたことを話したら教師は 「学校はいじめをしてはいけないところなのにいじめが起きてしまったのは私たち大人のせいだ、ごめんなさい。」 と謝ったり、いじめの現場を見つけて報告した子供にはご褒美をあげたりしているそうです。 アメリカのペンシルベニア州の学校では、いじめが起こらない環境作りに取り組んでいるそうです。 学校のあちこちで大人が監視していて、いじめが起こりやすい休み時間は最小限の3分に設定したり、 じゃれあって身体にふれる等のいじめに発展しかねない行動や発言は禁止したりしていました。 いじめた生徒はチェックシートのようなものがあって、いじめをしていないか常にチェックされたり、 ペナルティとして別室で無言でランチをしなくてはならなかったり、ひどいいじめになると停学や退学という処分もあります。 これらの取り組みで、いじめに対する子ども達の意識が高まったそうです。 しかし私はただプログラムを言うだけじゃだめだと思いまた、 ここまでしなければいけないのかと感じました。 一人ひとりが、自分がされたら嫌な事は人にしない、人が嫌がる事はしない。 こういう考えを持っていけば、いじめは減っていくと思います。 実際、私も母にそう教えられ、それを心がけています。 このように、人権は無視してはなりません。 これはもっとも大切なことだと私は思います。 |