●総合 74 点 

字  数 755 字 思考語彙 54 点  (14 個)
--------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 52 点  (17 種)
----------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 60 点  (55 種)
------------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙54














































60
知識語彙52
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 △もう少し文章の中心をしぼっていきましょう。
【語彙バランス】

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

111010090208210608071711060904121016


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
44 のだ。
44 思う。
35 らだ。
37 とだ。
14 とだ。
35 いた。
86 した。
31 った。
28 きた。
32 った。
74 いか。
44 らだ。
23 った。
43 ない。
14 いた。
48 った。
38 ない。
76 思う。
86
76
74
48
44
44
44
43
38
37
35
35
32
31
28
23
14
14

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
私は小学生のころから先生の長い話が嫌いだったので、退屈そうに色々な偉い先生の話を下を向いて聞いていると、いきなり「ドタッ」というなにか重いものを床に落としたような音がした。 (86字)
 

【本文】
 日本人は西洋人とちがい、よく話すということをせず、同じものを見て無言の会話ができるのだ。私は日本人のように共通のものを見て言葉に頼らないコミュニケーションのとり方が良いと思う。
 まず第一の理由に様々な人が同じものを見て、同じ気持ちになれるからだ。つまり、どんな人でも同じものを見、わかりあえば、仲良くなれるということだ。中学校の入学式の時のことだ。その日は雨が降っていたため、廊下や階段はとてもすべりやすくなっていた。私は小学生のころから先生の長い話が嫌いだったので、退屈そうに色々な偉い(らしい)先生の話を下を向いて聞いていると、いきなり「ドタッ」というなにか重いものを床に落としたような音がした。驚いて顔を上げると退場していたはずの先生の一人が見えなかった。それと同時にまわりの先生もわらわらとそこに集まってきた。それでその内の一人の先生がすべってころんだということがわかった。それから数日の間あまり、まだ仲良くなっていないクラスの間でもちょっとした話題になっていて、そのおかげで仲良くなったという人も少なくないのではないか。
 また、第二の理由に言葉で伝えたがゆえに相手の気持ちを損ねてしまいかねないと思うからだ。前に友人のテストの点数が悪かったことがあった。とても落ち込んでいた友人をなぐさめたかった私だが、どうしても的確な言葉が見つからない。だから無言で話を聞いていた。そこで私はやはり無理をして会話を続けなくても、無言の対話でも会話は成立するということがわかった。
 確かに言葉で伝えるということは人にものを伝える時、便利な手段かもしれない。しかし「トランプが生きているのは実際にプレーに使われている時である」という名言もあるように、よく話すよりは、共通のものを見て心を通わせた方が良いと思う。

原文   森リン ベスト5