●総合 84 点 

字  数 1139 字 思考語彙 66 点  (23 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 123 点  (160 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 114 点  (232 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙66












































































114
知識語彙123
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 △文の長さの平均がやや長めです。
【語彙バランス】
 説明に比べて、素材がやや多い文章です。(-0点)
 抽象度の高い言葉が多く、やや重い文章になっています。(-3点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

11121209171409091420110715101605060621100821


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
59 声だ。
48 した。
43 きた。
47 いる。
63 よう。
50 れる。
35 きた。
35 じた。
49 ある。
62 する。
49 のだ。
39 する。
80 いる。
43 ろう。
74 きだ。
22 ある。
38 うか。
25 ない。
84 れる。
47 ある。
30 たい。
88 うか。
88
84
80
74
63
62
59
50
49
49
48
47
47
43
43
39
38
35
35
30
25
22

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
したがって、私たちは戦後七十年がすぎて身近な戦争経験者に当時のことを聞くことで、疑似現実にはない実体験を共有し「戦争と平和」思想を順守してくというのが今後の課題ではなかろうか。 (88字)
 

【本文】
書き出しの工夫「おはようございます」毎朝さまざまな情報を私たちに伝えてくれている、テレビジョンから発せられる第一声だ。現代の科学技術の発達によってこの電気的な通信手段は高度な「テレコミュニケーション」を可能にした。そのおかげで私たちは衣食住の場面に、実に多種多様な「別の世界」を取り込むことができた。しかし、われわれは直接的ではなくメディアを介したコピーによって現実を知ったつもりになっている。予測つまり、日本において情報社会の発達が生む疑似現実の拡大によって、「別の世界」の本質が見えなくなるという問題が予測されよう。
原因その原因としては、商業主義にもとづく情報メディアを使った過剰な宣伝合戦という現実が挙げられる。私私は健康志向が高く就職してから三十数年来、健康食品マニアをしてきた。そして、欧米ブランドに信頼を抱き、ネットワークビジネス(紹介販売)に魅力を感じた。理由は、日本企業が販売する健康食品は価格のほとんどが宣伝広告費にあてられ製品の質が悪いからである。なのに、日本企業は欧米ブランドによってある種の健康食品が体に良いという噂を聞くと、瞬く間にリサーチし広告宣伝合戦を開始する。結果として、私たちは知ったつもりになりさまざまな購買路線に乗せられ、購買意欲を掻き立てられるのだ。
対策対策としては、メディアから伝えられる情報を客観的に見きわめるようにする。長文「過去の知識は、ひとりあるいはそれ以上の・・からできているということはありえない」(長文8.3週 第一に、歴史においては)にも著されているが、歴史における事実でさえ時代とともに書き換えられている。笑ならば、経済主義のメディアの情報などは、法に触れなければ何とでもいうに違いなかろう(笑)。それじゃあ、情報社会に生きる私たちは「だからメディアなんて信じられない」というのではなく、「そこに情報社会の進歩があるのだ」と客観的に考えるべきだ。
確かに確かに、知識を得ることは便利である。しかし、知識を得ることと活用することとはまた異なってくるのではないだろうか。大切なのは実体験を伴った知識の活用にほかならない。自作名言「生かされない学問とは経験の積み重ねではなく机上の空論である」予測実体験を伴わない情報社会の疑似現実だけを信じ、知識や思想が偏ってしまうという問題が予測される。以前、安倍首相が「戦争と平和」についてメディアを通じて国民に訴えているのを拝見したことがある。戦争という実体験を伴わない人間の話は信憑性が薄く信じがたい。したがって、私たちは戦後七十年がすぎて身近な戦争経験者に当時のことを聞くことで、疑似現実にはない実体験を共有し「戦争と平和」思想を順守してくというのが今後の課題ではなかろうか。

原文   森リン ベスト5