●総合 92 点 

字  数 1226 字 思考語彙 71 点  (27 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 93 点  (100 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 101 点  (191 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙71



































































101
知識語彙93
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 △もう少し文章の中心をしぼっていきましょう。
 △中間の長さの文が多く長い文と短い文がやや少なめです。
 △文の長さの平均がやや短めです。
【語彙バランス】
 説明に比べて、素材がやや多い文章です。(-0点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

071008070907050804091301070408080605090708110706050808090513081207070511


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
29 いる。
35 いる。
38 ない。
32 ない。
46 いる。
30 ない。
25 ある。
35 きだ。
10 ある。
37 れる。
46 った。
7 ある。
27 れた。
22 いた。
32 った。
37 える。
27 とだ。
29 ない。
41 ある。
33 ある。
28 いる。
44 事だ。
38 のだ。
32 する。
22 ちだ。
46 うか。
40 ある。
35 のだ。
28 切だ。
75 ない。
31 いる。
50 った。
32 ろう。
20 誤る。
25 ろだ。
55 ある。
75
55
50
46
46
46
44
41
40
38
38
37
37
35
35
35
33
32
32
32
32
31
30
29
29
28
28
27
27
25
25
22
22
20
10
7

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
しかし、『限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。』の名言もあるように行間や余白の果たす役割を軽んじてはいけない。 (75字)
 

【本文】
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の広告を読むのが最大の楽しみにしている人もいる。著者は、新聞が一生懸命に論じようとしている主張の、あまり良い読み手ではない。著者はどちらかといえば、行間と余白の読み手であるのかもしれない。そういう意味で著者は、新聞を月一度とか二度でなく、毎日立つ縁日のようなものであるとみている。多くの人が、新聞の読書欄というものを対してありがたがらない。本の広告を見ていた方が自分のためになるからである。ならば、私たちは行間や余白に対してもっと注意深く目を向けていくべきだ。その理由は2つある。
 第一に、余白や行間は大切な役割をになうため侮れないという点が挙げられる。私が小学高学年期に道徳の授業といえば、机上の学問にとらわれない、自由で生きた野外学習だった。山登りである。山登りは、生徒からの要望に教師がそれを受け実行された。まるで二十四の瞳のような情景が広がっていた。だから、昔の子どもたちはのびのびと育ち、それぞれに個性があった。ところが、現代の子どもたちは、窮屈な育てられ方をされてみんな同じにみえる。いずれにせよ、教育の本質は自立した子どもを作ることだ。子どもは急に育たないのであり、手間をかけなくてはならない。ゆえに、世の中でのあらゆる分野においての教育は、余裕が重要な役割を果たすのである。
 第二に、余白や行間があるとアクシデントに強いというところである。アールビーズ(株)では、毎年ランナーの世論調査を実施している。蓄積したランニングに関するデータの集計をもとに、ランナーに役立つ情報の提供が主な仕事だ。その中で、なるほどと考えさせられた練習法が、『休むことも練習』というものだ。ランナーには、蓄積された疲労というものがあり、怪我へと直結する。日本人は勤勉、頑張ることが美徳と考えがちだ。疲れたからといって休んでいては、取り返しがつかなくなるという観念に縛られるからでもあろうか。いやそうではない、定期的かつ状況に応じて休むことが成功のために不可欠なのである。それゆえに、世界の成功者たちはしっかりと休暇を取り緊急時に備えるのだ。
 確かに、内容が満遍なく埋め尽くされていることは大切だ。しかし、『限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。』の名言もあるように行間や余白の果たす役割を軽んじてはいけない。私が考えるに、余裕を持つことは失敗を未然に防ぐので長けている。例えば、日本の外国人労働者受け入れ拡大の問題は、政府による説明が二転、三転して国民の不安をあおった。国会での決議があまりに早急過ぎて、内容に不備を生じたからだろう。人は焦って先を急ぐあまりに判断を見誤る。今後、いかなる問題が生じるのか懸念されるところだ。したがって、私たちは将来の危機管理に対して、選択をしつつ一歩一歩着実に前進する努力を忘れてはならないのである。

原文   森リン ベスト5