どうしてかというと、リードと言うタイミングが遅かったらつまってしまって、パスに時間がかかってしまいます。 （52字）

　

「頑張ってね！武井！！」
僕は、運動会の中学年リレーの選手に選ばれました。
練習の中で僕が一番気をつけたことは、リードと言うタイミングです。どうしてかというと、リードと言うタイミングが遅かったらつまってしまって、パスに時間がかかってしまいます。でも、言うタイミングが早すぎると、バトンゾーンを越えて失格になってしまいます。そこがとても難しかったです。だけど、四年生がまるで天使のように優しく教えてくれました。もし僕が四年生のリレー選手だったら、あんなに優しく教えてあげられなかったかもしれません。
いよいよ本番が来ました。僕は震えた声で
「緊張するな〜。」
と言いました。すると、友達が、
「大丈夫だよ！応援してるから頑張って！！」
と言ってくれました。僕は、とても勇気が湧いてきました。そして、前の人からバトンを受け取りました。僕は、絶対に一人は抜かしてやるぞ！という強い気持ちで走りました。すると、最後に一人抜かすことが出来ました。でも、リードと言うタイミングが遅すぎて、つまってしまいました。
だけど、とっても楽しく走れたので嬉しかったです。
お母さんは僕が走っている時
「転ばないで走れるかな…。抜かされないかな…。」
と、とっても緊張して、生きた心地がしなかったそうです。
僕のチームはアンカーの子がバトンを落としてしまい四位になってしまいました。でも、チームのみんなで
「大丈夫！みんな頑張ったんだから、気にする事ないよ！！」
と励ましました。僕は四位になった悔しさよりも、こんな良いチームで戦えた事を誇りに思いました。そして、このメンバーで戦えた事がすごく嬉しくて幸せでした。来年も、こんな素敵なチームを作れるように頑張りたいです。その為に、来年も中学年リレーの選手に選ばれるように努力します！