このレンタル機能は、単身赴任や進学などで、期間限定で独り暮らしをする人方や製品にこだわりのない人におすすめらしく、中古品をレンタルすれば、購入する場合よりも驚くほどコストを削減でき、期間と予算に合わせて選ぶと良い。 （107字）

　

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レンタルでもよかったものはなんだろう、そのものを置くのに家の大部分を使っているものはなんだろうと考えたときに、本が頭の中によぎった。果てして本当に本棚にある本を全て読んだだろうか。そう振り返ってみると、本棚にある本全部を読んではないと思う。小学生のころ、毎週どこかの会社からおすすめの本2冊が届くように登録していたため、嫌でも毎週本が届いていた。読みたくても時間がなくて読めなかった本、読む気になれなかった本など、本棚を眺めてみると、読んでいない本がたくさんあることに気づいた。また本棚には、父の会社経営のための本などもたくさんある。私とは違って父は、過去にその本を全部読んだという。けれど、それらの本をもう1度読むことはあまりないのではないだろうか。そうすると、ただ場所をとるだけになってしまう。本は、1度読んだらもう1度繰り返し読むことはあまりないと思う。したがって、図書館に行って自分に合う本を探してみたり、新しい本を読もうと挑戦してみたりして、レンタルすべきだと思う。図書館でしか味わえない何とも新鮮な空気を感じることもできる。
　二つ目の方法は、レンタルのしやすい社会の仕組みを整備していくことだ。テレビで聞いたことがあるのだが、最近は、家電・家具のレンタルができるらしい。このレンタル機能は、単身赴任や進学などで、期間限定で独り暮らしをする人方や製品にこだわりのない人におすすめらしく、中古品をレンタルすれば、購入する場合よりも驚くほどコストを削減でき、期間と予算に合わせて選ぶと良い。レンタル数が多いのは、家具だとベットやテレビ台、家電だと冷蔵庫や洗濯機が多いとホームページに書いてある。確かに実際にお店で買うのと、レンタルするのとだとコストも大幅に削減され、買いやすくなる。買うのに悩む時間も減り、より効率的に買うことができるし使うこともできるのではないだろうか。ただ、このレンタルのシステムがあることをどのくらいの日本人が知っているだろうか。このような便利なシステムがあることを知らなければ、上手く活用することもできない。こんなにも便利で使いやすいシステムがある、ということをもっと社会全体で広めていく必要があるのではないだろうか。家具や家電に限らず、どんなものでもレンタルできる社会の仕組みを作っていくべきである。
　確かに、人びととの関係や信頼といった形のないものまでレンタルすることはできない。しかし、「限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。」という名言がある。この名言があるように、所有にこだわらず、自分に必要なものを機能としてレンタルしていく生き方をしたい。また、自分が使うためには何もかも買わなければならないという今の社会の現状を、レンタルがしやすい・レンタルした方が早い、と思えるような社会作りをしていきたい。