●総合 87 点 

字  数 1238 字 思考語彙 53 点  (13 個)
--------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 78 点  (69 種)
----------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 77 点  (111 種)
------------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙53



























































77
知識語彙78
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 △文章の中心がよくしぼられていますが、もう少し話題を広げてもいいでしょう。
【語彙バランス】

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

0722070707090618061010120307141012140409120718080514051308


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
31 える。
86 ある。
25 思う。
31 れる。
23 使う。
41 まう。
26 まう。
74 ない。
31 ない。
42 ない。
36 ない。
39 ろう。
13 険だ。
35 れる。
65 うだ。
49 とだ。
63 うだ。
63 かる。
13 ある。
43 ある。
64 くる。
39 めた。
71 いた。
37 った。
26 のだ。
56 しい。
19 ある。
59 まう。
27 思う。
86
74
71
65
64
63
63
59
56
49
43
42
41
39
39
37
36
35
31
31
31
27
26
26
25
23
19
13
13

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
しかし、ある現象とある言葉が厳密に一対一に対応しているならば、誰が現象を記述しても同じ記述になるはずだが、同じ記述でも、人によって少しずつ異なった情景を再現することがある。 (86字)
 

【本文】
1200字以上の本文は後半1200字のみ表示しています。>> 全文表示にする
ならば、誰が現象を記述しても同じ記述になるはずだが、同じ記述でも、人によって少しずつ異なった情景を再現することがある。
私は言葉を厳密に、正確に使うことは大切だと思う。
 第一の理由として、曖昧な言葉では誤解を招くことが挙げられる。私の母はよく話している時にこそあど言葉を使う。話が分かりやすい時はいいのだが、話が複雑になってくると訳が分からなくなってしまう。特に料理の時は話がしっかり伝わらないと困ってしまう。例えば、料理に詳しい母は砂糖ではなく塩を入れる、と分かっていても私は知らない為、あれを入れて、と言われても塩を入れるのか砂糖を入れるのか分からない。そのせいで料理が台無しになってしまうと、とってももったいない。また、交通ルールが曖昧だと、ドライバーが交通ルールを誤解することがあるかも知れない。あの人のルールはこれで、この人のルールはこう、ということになりかねない。青信号で止まり赤信号で進む人、標識を気にせず勝手に進む人が沢山出てくるだろう。どっちみち、とても危険だ。
 第二の理由として、言葉を正確に使わないと伝わらないことが挙げられる。文化庁の日本語世論調査によると、いいか悪いか判断がつかなかった時に「ビミョー(微妙)」という言葉を使う人は10代では96%超だったそうだ。この結果から、10代の会話では頻繁にビミョーが使われていて、しかもそれで通じている、ということだ。それに対し、16歳以上に範囲を広げると、いいか悪いか判断がつかなかった時に「ビミョー(微妙)」という言葉を使う人は58%だったそうだ。つまり、10代で通じている言葉は社会では曖昧過ぎて、もっと正確で厳密な言葉を探さなければ通じないことが多いということが分かる。私にも似たような例がある。前、ソーシャルサイエンスの授業を休みで受けられなかった友達にノートを貸したことがある。ところで、ソーシャルサイエンスの授業ではなぜかpeopleという単語がやたらに多く、沢山書いている内にpeopleに飽きてくる。そこで私はクラスメートの真似をし、今後peopleをpplと略すことに決めた。そのアイディアは効率もよく秘密の暗号っぽくて私は気に入っていたのだが、自分のノートを他の人が見る可能性がなくはないことを私はその時忘れていた。友達がノートを読んだ時にその友達はpplが何か分からなくて困ってしまった。私が言葉を正確に書かなかった為に伝わらなかったのだ。
 確かに、文学的な表現として曖昧な言葉が好まれる場合もあるし、曖昧な言葉ははっきりとした言葉よりも余韻が美しい。また、日本人は曖昧な言葉が得意である。しかし「すべてに効くという薬は、何にも、たいして効かない。」という名言もあるように、曖昧な言葉では誤解を招いてしまう。だから私は言葉を厳密に、正確に使うことは大切だと思う。

原文   森リン ベスト5