そうでないと、遂には自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言があるように、世間の目より自分の考えや価値観をしっかり持つ方が大切だ。 （73字）

　

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よると、昔は先生もそうだったそうだが、大人になるにつれて一人で行動することが多くなったらしい。その中国語の先生曰く前はご飯もショッピングの時も、とにかく友達と一緒でなければいけなかったのは、一人でいると孤独感が襲ってくるかららしい。周りの人はみんな友達と一緒なのに自分だけぼっち、という嫌な情況から逃げるためだ、と言っていた。しかし、友達と一緒にいることが百％良いわけではない時もある。友達との仲を悪くしないために、自分が思ってもいないことを言わなければならない場面がある。例えば可愛くないけれど皆が可愛いと言っている物を笑顔で褒めたりとか。例えば友達が好きな男子は友達が好きではないという諦めた方が良い恋を応援したりとか。友達と仲良くするのは良いことだが、その同時に嘘をついていることになる。自分の心や気持ちを押し殺さなければならない場面にあふれている。
　第二の理由として、世間の目を気にしすぎると視野が狭くなることが挙げられる。コニカによると、十代女性のストレス解消法はカラオケ、食べる、長電話、十代男性のストレス解消法はカラオケ、テレビゲーム、ビデオ鑑賞だそうだ。どれも、一人や二人といった少人数でできることばっかりである。そこから分かるように、日本は、どちらかというと友達のグループが小さい方だと思う。仲の良い友達とはとても仲良し、いつもその人と一緒にいれば良い、という考え方だ。それに対し、外国は友達の悪いところは面と向かってしっかり伝える、という考え方の人が多いように思う。私はインターナショナルスクールに通っているのだが、この間の学級会の議題は学級委員長がきちんと仕事をしていない、というものだった。あるクラスメートが学級海中に突然先生に言ったのだ。確かにそれは心の中で皆が少なからず思っていたことだった。しかしクラスメートや先生の前であなたはここが悪いよね、と言うのはかなり気が引ける。なぜなら、日本では、それが真実でも悪口を言う人は悪者扱いされるからだ。それが、みんな、特に欧米人はスパッスパッと言っていて、びっくりした。しかも学級委員長がいつも仲良くしている親友も口がかなりきつくて、聴いているこっちが、友情の船が転覆するんじゃないかとひやひやするほどの辛口だった。しかし、元々芯が太いというのもあるのか、学級委員長は全く気にしていない様子で、結局こっちの方がクラスの為に良かったようだ。
　確かに、世間の目を気にして罪を犯すことを思いとどまる人もいるのだろう。また、仲間で協力し助け合うことも必要だ。しかし、「自分が考える通りに生きなければならない。そうでないと、遂には自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言があるように、世間の目より自分の考えや価値観をしっかり持つ方が大切だ。私は世間の目を気にせず自分の意見を持ち視野を広げていきたい。