●総合 74 点 

字  数 768 字 思考語彙 46 点  (7 個)
--------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 61 点  (36 種)
----------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 66 点  (75 種)
------------------------------------
-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙46















































66
知識語彙61
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 △中間の長さの文がやや少なめです。
 △文の長さの平均がやや短めです。
 百字を超える文1ヶ所(-1点)
 ▲101字  店員が、お客に向かって、心をこめて「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「また来てくださいね」などと言うから、お客はそこにあたたかさを感じるのであって、機械が言っても何のあたたかさも感じない。
【語彙バランス】

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

1107091209060407060607031303060705210606030209


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
48 ます。
34 です。
55 です。
64 来る。
37 ある。
22 いた。
21 とだ。
24 った。
19 いた。
24 機械。
33 のだ。
16 ある。
56 たり。
12 ない。
25 いた。
28 理由。
26 ら」。
101 ない。
26 いだ。
26 ない。
12 がう。
9 いる。
39 思う。
101
64
56
55
48
39
37
34
33
28
26
26
26
25
24
24
22
21
19
16
12
12
9

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
店員が、お客に向かって、心をこめて「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「また来てくださいね」などと言うから、お客はそこにあたたかさを感じるのであって、機械が言っても何のあたたかさも感じない。 (101字)
 

【本文】
 さて、人間を科学的に知ろうとすると、えてして人間を、機械のように考えようとするけい向があります。それは、人間は、いつも生きるために行動するということがちがうのです。このように、変わってゆくのが人間ですが、それは、ただ変わってゆくのではなくて、進歩し、高等になってゆくのです。
 電気屋や工房などに行くと、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「また来てくださいね」など、ロボットが声をかけて来る。一昔前はそんなことはなかったそうだが、近年、それが当たり前になりつつある。
 母に、機械の対応に関するこんな話を聞いた。
 前、家族である寿司屋に行った時のことだ。その寿司屋は、お客の注文を聞く店員がいなかった。というか、対応は全て機械がやっていた。
 注文はタブレット、特別注文をとどけるのも機械。働いている人といったら、寿司をにぎるしょく人と受付ぐらいのものだ。
 もちろん機械にもいい所はある。ややこしいそれぞれの注文の品の数を覚えてくれたり、人手が足りない所を機械にし、特別注文の品などを運んでくれたり。
 しかし、何か足りない。母は人がとても少なくて、こわかった、と言っていた。
 わたしが、全部を機械にすると、何か足りないと思う理由。それは、一言で表すと、「あたたかさが足りないから」。
 店員が、お客に向かって、心をこめて「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「また来てくださいね」などと言うから、お客はそこにあたたかさを感じるのであって、機械が言っても何のあたたかさも感じない。
 「心をこめて」言っているかどうかが一番のちがいだ。人間には心があるけれど、機械には心というものがない。
 人間は機械とはちがう。人間は生きている。そういう意味でも、あたたかさを出すためにも、対応は人間の方がいいと、私は思う。

原文   森リン ベスト5