●総合 75 点 

字  数 769 字 思考語彙 37 点  (0 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 66 点  (45 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 74 点  (100 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙37

















































74
知識語彙66
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 △文の長さの平均がやや短めです。
【語彙バランス】
 説明に比べて、素材がやや多い文章です。(-0点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

0905121405130905060710090207090816090303040502


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
31 渡る。
28 日だ。
51 った。
62 った。
18 生だ。
49 った。
44 する。
28 どだ。
30 った。
37 のだ。
43 した。
42 いた。
10 うだ。
35 った。
31 みた。
38 った。
60 った。
52 った。
13 がえ。
14 ろう。
12 仲間。
20 のだ。
11 みだ。
62
60
52
51
49
44
43
42
38
37
35
31
31
30
28
28
20
18
14
13
12
11
10

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
周りの子達や担任の先生は、だれも私が通っている小学校を離れないが、二年生の時に担任だった先生が小学校を離れることを知った。 (62字)
 

【本文】
「これから離任式を始めます。」
教務主任の先生の声が響き渡る。
 今日は三学期末、四年生として学校に来るのも最後の日だ。
 新型コロナウイルス感染症「第四波」のため、各教室に新しく設置されたテレビでの修了式、離任式となった。
 周りの子達や担任の先生は、だれも私が通っている小学校を離れないが、二年生の時に担任だった先生が小学校を離れることを知った。 
 その先生は明るくて、元気な先生だ。二年生の時同じクラスだった同級生や、次にその先生のクラスになった下級生にも、そこそこ人気があった。
 私が通っている小学校の離任式では、小学校を離れる先生が、一~二分ほどのスピーチをする。内容は、小学校で楽しかったこと、児童のよいところなどだ。二年生の時に担任だった先生は、最後に、手拍子はいくをやった。手拍子はいくとは、二年生で習う、手拍子でリズムを取ってはいくを言うものだ。
 私は、まさか先生が離任式で手拍子はいくをやるとは思わなかったので、少し拍子ぬけした。近くにすわっている子を見ると、みんな、ハトが豆でっぽうをくらったような顔をしていた。やはり同感のようだ。まるで、小説の「最後にどんでん返しが起きるパターン」のようだと思った。
 母に小さいころ周りの子や先生と別れた体験があるか聞いてみた。すると、母はようち園のころ、ひっこしをしてようち園がかわったことが分かった。「ようち園をかわる前の、最後にようち園に行った日と、新しいようち園に行った初日のことは、今でも覚えている」と母は言った。今までの思い出の中で、一~三番目ぐらいの大きな出来事は、長く覚えているものなのだ、ということが分かった。
 一年に一度のクラスがえ。どんなクラスになるのだろう。新しい教室、新しい仲間。その時の初々しい感じが、私は好きなのだ。
 五年生が、楽しみだ。

原文   森リン ベスト5