楽しい時はみんなと笑って楽しみ、いけないことにはきちんと注意もしてくれる、とてもいい先生だった。 （48字）

　

「ええっ。そんなに！」
　昨年度、、私の学校では十六名もの先生が転出・退職してしまった。そして私の学年では五人が転校した。
　私のクラスでは、担任の先生は転出、二人が転校した。先生は私の学校に八年間いて、学校のことをよく知っていた。楽しい時はみんなと笑って楽しみ、いけないことにはきちんと注意もしてくれる、とてもいい先生だった。私は後期学級代表だったので、先生のサプライズを計画して、準備をした。みんなに手紙を書いてもらって、先生には秘密で用意をした。おそらく、うすうすとは気付かれていたと思うが、渡した時にとても喜んでもらえたので良かった。またいつか行事などで会えたらいいなぁと思った。
　転校してしまった友達は、一年生の時にとても仲が良かった。ほかの二人の友達と一緒に順番にそれぞれの家で遊んだ。しかし、二、三年生と、クラスが違ったうちに、あまり遊ばなくなっていた。四年生でクラスが一緒になったが、特別仲がいい関係ではなかった。転校するとわかっていたならば、もうちょっとでもたくさん遊んだのに、と思った。
　父は、中学校に上がるときに広島に移ったそうだ。父の小学校では受験をする人はとても少なく、ほぼみんな同じ学校に上がることになっていた。そうなるだろうと思っていたのに、違ったので、とても嫌だったそうだ。そして、結局誰にも転校のことを言わずにいた。すると、先生から聞いたみんなのほうからお別れパーティーをしてくれ、手紙ももらったそうだ。
　別れがあることは分かっているが、いざそうなるととても悲しいことが分かった。