●総合 81 点 

字  数 1029 字 思考語彙 54 点  (14 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 91 点  (96 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 83 点  (132 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙54





























































83
知識語彙91
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
【語彙バランス】
 説明に比べて、素材がやや多い文章です。(-0点)
 抽象度の高い言葉が多く、やや重い文章になっています。(-3点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

091416110603150907041006080704100904040806050615090610


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
37 くる。
59 ずだ。
91 ずだ。
57 ない。
22 いる。
19 とだ。
74 いた。
45 きた。
42 いた。
18 いた。
51 きた。
32 とだ。
31 いる。
24 みた。
18 とだ。
49 しい。
41 きた。
20 ない。
22 しい。
38 ある。
23 った。
13 ある。
31 いた。
56 きた。
36 うだ。
26 ない。
47 いか。
91
74
59
57
56
51
49
47
45
42
41
38
37
36
32
31
31
26
24
23
22
22
20
19
18
18
13

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
わたしたちの自由な観察力や、考え方から思いついたことをどんどん科学者や科学界にぶつけていくと、それはわたしたちにとっても大変楽しいことですし、科学者にとっても楽しいことになるはずだ。 (91字)
 

【本文】
 いろいろと角度を変えて自然を見ているとつぎつぎと新しい発見が生まれてくる。そしてそこから新しい学説が発展し、それをもとにしてまたすぐれた技術が誕生するといったことがこれからも続いていくはずだ。わたしたちの自由な観察力や、考え方から思いついたことをどんどん科学者や科学界にぶつけていくと、それはわたしたちにとっても大変楽しいことですし、科学者にとっても楽しいことになるはずだ。そして、そこから、思いがけない科学の進歩も生まれるということになりますと、なんともすばらしいことであるに違いない。
 ぼくは、昔の常識が変わった例を知っている。それは恐竜のティラノサウルスのことだ。ぼくが毎月通っている茨城県自然博物館で昨年行われた恐竜展で初めて知ったのだが、以前はティラノサウルスはワニのような歩き方をしていたと考えられていた。しかし、今では研究が進んでティラノサウルスは二足歩行で歩いていたということが分かってきた。他にも以前は、ティラノサウルスにはワニのようなうろこで覆われていたと考えられていた。ぼくも何年か前まではそう思っていた。しかし、これも研究が進んでティラノサウルにはうろこではなく、羽毛が生えていたということが分かってきた。羽毛はティラノサウル以外の恐竜の多くにも生えていたということだ。そして、現在の鳥は恐竜の子孫であるという説が有力になっている。
 ぼくは、父に昔の常識が変わった例を聞いてみた。それは歴史上の人物の肖像画のことだ。昔は源頼朝の肖像画だと言われていたものが、最近になって足利直義ではないかという説が出てきたらしい。また、他にも足利尊氏だと言われていた肖像画が、高師直ではないかという説が出てきた。しかし、どちらもまだはっきりしていない。だから教科書に乗らなくなってしまったらしい。なぜそのように人物の肖像画が誰なのかコロコロ変わってしまうのか不思議である。
 ぼくは、学問には新しい発見があると分かった。例えばむかわ竜の話がある。それは発掘された時は首長竜だと思われていて七年放置されていた。首長竜の専門の大学教授がむかわ町の博物館を訪れた時に、その化石をクリーニングすると首長竜ではない特徴が出てきた。別の大学の教授に連絡をして、詳しく調べてもらうと新種の恐竜だったそうだ。このように新しい発見には偶然が必要なのかもしれない。しかし、新しい発見が本当に正しいか分からないし、古い説が間違っているとは限らないのではないか。

原文   森リン ベスト5