祖父の家の近くにあるとても大きな公園のイベントや登山など、たくさん楽しいことをしてきたけれど、帰ってきたとたんに「作文書きなさい！」と怒鳴られる。 （74字）

　

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る。「せっかくの冬休みが本当に台無し！」と大きな声で叫んでみたくなったけれど、何とかその気持ちは抑えた。
祖父の家の近くにあるとても大きな公園のイベントや登山など、たくさん楽しいことをしてきたけれど、帰ってきたとたんに「作文書きなさい！」と怒鳴られる。本当に最悪の冬休みだと思ったこともあるくらいである。けれど、私は志望校に毎日楽しく通っている自分を想像しながら作文を書いてみた。すると、少しではあるが、気持ちが落ち着いてきたのである。このような日を繰り返して、冬休みは終わった。学校が始まってからも、毎週日曜日に塾へ行き、過去問をひたすら解いた。他にも、エッセイを書いたり、別の英語教室に通ったり、通信教材も取った。そして時は飛ぶように過ぎ、いよいよ二月三日、試験の日がやってきた。試験会場に入ってから、待っている時間は長かったが、試験が始まると、もうあっという間だった。それから緊張の二日間が過ぎ、五日の合否発表日が来た。その日は水曜日で学校だったため、母だけ結果を見に行った。私は家に帰ってから、母からのラインを開いた。すると、「合格！おめでとう！」と書いてあったのだ！私は一瞬信じられなかった。何度も目をこすったりした。しかし何度見てもそこには「合格」と書いてあるのだった。
私は父の仕事で三年間スペインに住んでいた。その三年間、私と弟はインターナショナルスクールに、妹は現地の幼稚園に通っていた。スペインは極めて犯罪が多いため、子供は一人で外出してはならないことになっている。そのため、母は二つの学校に送り迎えをしなければならなかった。しかも、一方はインターナショナルスクールで、もう一方は現地校のため、英語とスペイン語の両方を覚えなければいけなかった。私たちの送り迎えと、二つの言語を覚えるのに加えて、もちろん家事もしないといけない。母は、この生活について、「今思うと、とても大変だった。日本では送り迎えも必要ないし、日本語以外の言語は特にいらないからとても楽に感じる。」と言っていた。しかし、家事だけでもとても手に負えないほど大変だと思う。なぜなら、私たちは三人兄弟で、よく部屋を汚してしまうからだ。スペインに住んでいるときも、私たちが学校に行っている間に家を片付けてくれていた。その時は、母はまるでずっと働いているロボットのように行動が速かったのを思い出した。
スペインに住んでいた頃は、どうやってすべてをきちんとこなしていたのかとても不思議に思う。また、私の受験の時にも、いろいろ声をかけてくれたり手伝ってくれたりしたため、とてつもなく忙しい中家事などを頑張っていたのだと感じた。このような経験を改めて振り返ってみて、努力とは人間にとってとても大きな一歩だと思った。中学生になっても難しいことでもあきらめずに挑戦したい。
「やったー！合格！」