だって、アクセルをふむのになれていないから、速さを調節するのが難しかったんだもん。」 と駐車が得意な母から、驚くような話が出ました。 （66字）

　

「合格したよー！」
私は、喜びの気持ちを笑顔とジャンプで思いっきり表しました。
　小学二年生の九月、私は英検に初めて合格しました。ちょう戦したのは、英検四級で、単語を覚えたり、過去問を解いたりして勉強しました。また、英検四級に合格してから、英検をとるのが楽しくなってきたので、小学二年生の二月には三級にもちょう戦してみました。三級から面接試験があって筆記と面接という二つの対策をしなければなりません。私は、母に面接官役をしてもらい、何度も練習をしました。このおかげで、本番では楽しく試験を受けられました。そして、小学四年生には英検準二級に合格しました。英検準二級はとても難しいので、母のスパルタ指導を受けながら頑張って合格にたどりつきました。しかし、最近、英検二級を受けたのですが、残念ながら不合格でした。私が考えた原因は二つあります。一つ目は、練習不足だったからです。練習期間がいつもより短かったので、少しあせってしまったのではないかと考えます。二つ目は、単語の覚え方が今回だけ違ったからです。今回は、本の単語帳ではなく、アプリで単語を学んだのです。しかも、あまりなれていなかったから使いなれるのに苦戦してしまいました。私は、不合格になったという経験をふまえて、もう一回英検二級にちょう戦したいです。
　私は、母に初めてできたことで印象に残っていることを聞いてみました。すると、
「初めて車を運転した時は、とってもこわかったのよ。だって、アクセルをふむのになれていないから、速さを調節するのが難しかったんだもん。」
と駐車が得意な母から、驚くような話が出ました。
　「それに、車を車道の真ん中に走らせてしまったから、教習所の教官にバカにされちゃったのよ。」
と少しはずかしそうに言いました。私はこのことを聞き、やっぱりなれることが大切なんだなと思いました。また、父にも聞いてみると父は車の運転が下手ではなかったそうです。だから、できれば父の遺伝子を受けついで、うまく運転したいなと思いました。でも、私たちが大人になるころには自動運転ができるようになっているかもしれません。そうなると、人間の運転の技術はあまり必要なくなってしまうのかなと思いました。
　私は、英検に初めて落ちたことで、何事も練習をたくさんするほど、成功につながるんだと心の中で思いました。私は本だなから単語帳を手にとりました。