昔、米はお金のように扱われていたことは本で読んだことがあるが、まさか釜が汚染されることを心配するほど米を大事にしていたとは思っていなかった。 （70字）

　

前に日本では多くの人がケーキを作れるように電気釜で作れるケーキミックスが販売されたことがある。これが売り出されたときには大ヒットすること間違い無しと思われていた。しかしその予想は大きく外れ、さっぱり売れなかった。その理由は日本がライスカルチャーであるからだ。毎日米を炊くために電気釜を使う日本人たちはケーキのバニラやチョコレートなどによって汚染されてしまうのではないかと心配していただからだ。
私はこの話を読んで非常に驚いた。昔、米はお金のように扱われていたことは本で読んだことがあるが、まさか釜が汚染されることを心配するほど米を大事にしていたとは思っていなかった。それに今はそれほど米は重要なものとされていない。それに私は米よりパンのほうが好きだ。米は主に梅干しやふりかけなど旨味や塩味の味がするものを上にかけるが、パンだともっといろいろなバリエーションで食べられる。野菜を乗っけたり、フルーツサンドにしたり、米にかけたらもしかしたら美味しいかもしれないが、はちみつやバター、ジャムをかけても美味しい。もしもこの世に米がなかったら、まず最初にもち米を使う餅がなくなってしまうだろう。そうすればあんこやきなこの使い道も少なくなるし、正月のお雑煮もなくなる。米好きである父ももしかしたらパンの方を好きになるかもしれない。
私がテレビで見た情報によると日本では段々と米からパンへ移っていき、決めを食べる人が減ってきているそうだ。たった40年で日本人の食べる米の量は半分にまで減っている。新しい洋風の食べ物が取り入られ始めているからであろう。これは大したことではないと思われるかもしれないが、実はこれが日本人に少しだけ影響が与えられる。お米はほとんど炭水化物であるでんぷんでできており、他にもタンパク質、カルシュウム、ビタミンB1など、様々な栄養が含まれている。日本人がこのままお米を全く食べなくなってしまえば、今までとってきた栄養の量も少なくなるだろう。せめて三こめ食卓だけでもこめにしなくてはならないだろう。
私は米は人間にとってパンに日本の食文化からパンに押されてしまっている存在だとわかった。