●総合 93 点 

字  数 1851 字 思考語彙 71 点  (27 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 95 点  (103 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 94 点  (167 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙71




































































94
知識語彙95
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 △文の長さの平均がやや長めです。
 百字を超える文1ヶ所(-1点)
 ▲104字 しかし、科学に関することを取り上げる有名雑誌『NaturalGeographic』によれば、一年で180億ポンドものプラスチックが最終的には海に流れ着き、更にはこの数は氷山の一角に過ぎないとされているという。
【語彙バランス】

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

181516231812051005070717130707130909170717080909121511090812101010112013


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
85 ある。
72 いる。
70 べた。
95 ある。
68 いる。
55 いる。
18 ある。
55 える。
25 れる。
33 いる。
30 れる。
104 いう。
58 なる。
33 いる。
42 いう。
56 なる。
45 なる。
42 いる。
69 いく。
25 いる。
65 ある。
29 える。
34 いる。
42 ある。
53 れる。
67 ある。
54 ある。
26 した。
32 ある。
49 う人。
40 する。
44 いる。
45 ある。
45 きる。
75 ある。
53 いる。
104
95
85
75
72
70
69
68
67
65
58
56
55
55
54
53
53
49
45
45
45
44
42
42
42
40
34
33
33
32
30
29
26
25
25
18

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
しかし、科学に関することを取り上げる有名雑誌『NaturalGeographic』によれば、一年で180億ポンドものプラスチックが最終的には海に流れ着き、更にはこの数は氷山の一角に過ぎないとされているという。 (104字)
 

【本文】
1200字以上の本文は後半1200字のみ表示しています。>> 全文表示にする
着き、更にはこの数は氷山の一角に過ぎないとされているという。もしこれが事実だとするならば、これは人間が科学を自分たちに便利なように使うあまり、環境破壊を行なっていることとなる。人間は、便利な生活を送るために、プラスチックを大量に生産している。同雑誌によると、1950年から今までで生産されたプラスチックは92億にも上るという。しかし、このプラスチックの大量生産は、確かに生活を豊かにはしているが、同時に自分たちの首を絞めていることになる。海に流れ着いた、捨てられたプラスチックは、肉眼では確認することができないほどに小さくなる。このプラスチックが混じった海水を小さなプランクトンと言った生き物は栄養分としている。その汚染された微生物を更にまた別の生き物が食べていく、という食物連鎖が行われていくと同時に、海洋生物の体内にプラスチックが蓄積されていく。これは、生体蓄積、あるいは生物濃縮と呼ばれている。この汚染された魚を私たち人間が食べることによって、健康に害がある事はもちろん、海の生態系が壊れ、また地上の生態系も崩れるのである。崩れた自然の生態系は、木や山といった環境にも影響を与える。これは、イエローストーン国立公園で行われた狼の再導入が証明している。
 科学に頼り過ぎれば、いずれ私たちが住む地球の豊かな自然が破壊されてしまうのである。
 また、科学に依存しずぎるのが良くない理由として、私たちがうまくコントロールできていないことが挙げられる。
 プラスチックはもちろんだが、私がここで述べたいのは、主にスマートフォン(スマホ)やパソコンの普及によって発生した、人と電子機器との関係である。スマホやパソコンは非常に便利であり、現在ではどんな辺鄙なところでも、誰しもが持っているようなアイテムである。だが、このスマホの登場により、多くの問題が発生した。ドラえもんのひみつ道具を与えられたのび太と同じような状況である。
 スマホの画面上で起こる出来事に目を向けてしまうがゆえに、他者との関わりをおろそかにしてしまう人。また、スマホを操作しながら歩いているせいで、自分、あるいは周りの人が怪我をする。更には、長時間スマホやパソコンの操作を行なっていることによる、健康被害も報告されている。
 つまり、私たちは自分たちが科学の力によって発明した便利道具をうまく扱えていないのである。
 確かに、科学に頼ることによって私たちの生活は豊かになり、更なる発展を遂げることができる。だが、その成長するスピードを考え、またその力がさらに別の問題を引き起こさないかと、深く考察しければ、私たちは別の問題を抱えてしまうことになるのである。
 ゆえに、私はこの意見文の著者や藤子・F・不二雄氏と同様、科学との関わりは、程々にするべきだと思っている。

原文   森リン ベスト5