●総合 79 点 

字  数 1323 字 思考語彙 51 点  (11 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 88 点  (90 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 105 点  (203 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙51































































105
知識語彙88
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 △文の長さの平均がやや長めです。
 百字を超える文1ヶ所(-1点)
 ▲101字 一年生の時ははさみ跳びという誰でもできる技で記録会を行っていたのだが、二年生になると背面跳びを教えられ、一気に難しくなったのがとても不安だったため、開始前から私はできる、できると自分に言い聞かせていた。
【語彙バランス】
 説明に比べて、素材がやや多い文章です。(-0点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

09150708132512120605091907050610100918071514111004071506


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
51 まう。
73 ない。
29 のだ。
31 ある。
48 った。
101 いた。
63 きた。
66 った。
30 のだ。
21 思う。
33 った。
76 った。
34 ない。
23 ある。
25 った。
37 った。
45 のだ。
42 ある。
83 きた。
34 ろう。
58 える。
58 する。
59 まう。
47 切だ。
21 いか。
33 ある。
73 かだ。
25 たい。
101
83
76
73
73
66
63
59
58
58
51
48
47
45
42
37
34
34
33
33
31
30
29
25
25
23
21
21

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
一年生の時ははさみ跳びという誰でもできる技で記録会を行っていたのだが、二年生になると背面跳びを教えられ、一気に難しくなったのがとても不安だったため、開始前から私はできる、できると自分に言い聞かせていた。 (101字)
 

【本文】
1200字以上の本文は後半1200字のみ表示しています。>> 全文表示にする
成功を重ねることができるものだ。
 確かに、言葉の影響力は大きく、言葉が行動を妨げるときがある。以前、体育の授業で走り高跳びをやっていて、最後の時間に今の自分のレベルを確かめる記録会があった。一年生の時ははさみ跳びという誰でもできる技で記録会を行っていたのだが、二年生になると背面跳びを教えられ、一気に難しくなったのがとても不安だったため、開始前から私はできる、できると自分に言い聞かせていた。低い高さから跳ぶ走り高跳びでは百センチメートルから始め、自分に自信をつけようとしていたこともあったのか余裕で跳ぶことができた。これで感覚をつかんだ私はその後も失敗をせず、百四十センチメートルまでを跳び、その時記録を更新し続けていたのは私の他に一人だけだった。しかし、ここで私は「跳べるわけがない」と言ってしまったのだ。今から考えれば無駄な言葉だったように思う。その後は予想通り失敗し、さらにマットから体が出てしまい頭を打った。とても痛かったがこのイメージが頭についたため成功する気がせず、もう一回跳んだ時には最初よりも汚いフォームになりバーを勢いよく飛ばすほどの精神状態だった。もし、絶対跳べるという思いを持っていたら失敗しなかったかもしれない。
 しかし、言葉が良い方向につながるときもある。ソフトテニス部の大会で、数か月前に市大会があった。この大会で一回勝つと県大会に行くことができるため、とても大事な試合だった。しかし、寒さのせいもあって最初から私は緊張しており一ゲーム目は相手に取られてしまったのだ。少しテンションが下がっていたそのとき、先生が実力的には勝てる相手だと言ったのである。本当にそうかと疑ったが、この言葉によって負けるかもしれないという気持ちは吹き飛んだため粘ることができ、ファイナルゲームのデュースまで戦った末勝利を収めることができた。先生のアドバイスがなかったら気持ちで負け、試合でも負けていただろう。昔話「小槌の柄」では、全く働かないおじいさんが、大黒様の持っている、振れば何でも出てくる小槌を手に入れようと考える。しかしその後大黒様は、小槌の柄が折れていたためその代わりとなるおじいさんの鍬を黒光りにさせへこませることを命令する。そこでおじいさんは、目標を達成するために畑を耕すが、数年後には働いたことによって豊かになり、小槌のことも忘れてしまう。これが話の流れだが、ここではおじいさんが鍬をへこませるために努力しようとした時の思いが大切だ。このやる気が未来につながったのではないか。
 言葉は、マイナスの方向に働くこともプラスの方向に働くこともある。しかし、最も大切なことは「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない」ように言葉に現実味を持たせるための経験を増やせるかどうかだ。失敗を恐れすぎることなく積極的な行動を心がけたい。

原文   森リン ベスト5