お母さんのハンバーグは、百パーセント国さんのひき肉、とても細かくみじん切りしたたまねぎを多く入れ、あめ色になるまでいためて作るのです。 （67字）

　

「ねえ、お父さんの好物って何？」私はワクワクしながらしつ問しました。私は家族の好物が分からなかったので、予想をたててから聞いてみました。
　まず、お父さんの好物の予想をたてました。お父さんは、やき肉が好きなのではないのかなぁと思いました。どうしてかとういと、無言でもくもくと食べているからです。食べることに集中していて、私が話しかけても気づかないことが多いです。結果は、お母さんの作ったハンバーグだそうです。私は、一しゅんお母さんの機げんを取っているのではないかなぁとうたがいましたが、そこにはちゃんとした理由がありました。お母さんのハンバーグは、百パーセント国さんのひき肉、とても細かくみじん切りしたたまねぎを多く入れ、あめ色になるまでいためて作るのです。あと、ソースは赤ワインを使って作るということです。私は、いつもお母さんの料理がおいしいのは、こだわっているからなのだなぁと初めて知りました。
　次に、お母さんは、おすしが好きなのではないかなぁと思いました。それは、おたん生日の食事を決めるとき、おすしを食べたいな、と言ったからです。結果はお好みやきだそうです。私は、意外な答えにびっくりしてしまいました。私は、好きになったきっかけを聞いてみました。お父さんが大学生の時、お好みやき店でバイトをしていたけい験があって、ある日、家で作ってくれました。そのお好みやきがとてもおいしくて、それいらい大好物になったそうです。その他にも、お好みやきには、野菜、たまご、肉、魚介類などが入っていてえいようがまんてんなのが好きな理由だそうです。私は、こうやって話を聞くと意外なことが分かるなぁと思いました。そして、お父さん、お母さんがえいようのことまで考えていることを初めて知りました。
　年によって、好きな食べ物はちがってきます。私のたん任の先生も、四年前までは牛丼が好きだったのに、いまは梅ぼしが好物だそうです。だから、たん任の先生と同じとしになる四年後に、また、お父さんとお母さんに好物を聞いてみたいと思います。
お母さんに、たん任の先生の好物の話を言ったら、
「私も、梅ぼしが好物になるのかなぁ。」
と笑っていました。でも、お母さんはさい近、梅ぼしを食べることが多くなったような気がします。
「梅干し、ウッメー。」と言います。私は、お母さんが予想よりだいぶ早く梅干しを好きになってしまったので少しあせっています。