この話を読んで一番おどろいたところは、パストゥールが微生物のおかげでグレープジュースがワインになることを発見したところです。 （62字）

　

　この話を読んで一番おどろいたところは、パストゥールが微生物のおかげでグレープジュースがワインになることを発見したところです。グレープジュースへの変身は、ぐうぜんの産物であり、まるで錬金術のようだと思います。
「わぁ。何これ？」
おどろいて、声をあげました。お正月なのでおもちを焼こうとしたら、なんと緑色の斑点が大量発生していたのです。斑点をけずりとって一応食べられはしたけれど、あまりおいしくない気がしてしまいました。私にとっても、カビにとってもおもちはごちそうなようです。
　お父さんが小さいころこんなことをしたと言っていました。瓶に水を入れふたを閉めその瓶を保管していたそうです。数日たち、ふたを取りなかの水のにおいをかいでみたらものすごくくさかったそうです。つまり微生物が水の成分を分解している証拠です。
　また、納豆はいくさの兵糧のひとつである煮豆でした。その煮豆をワラであんだ俵につめこみ、馬の背にのせていたところ、ぐうぜんに糸を引く納豆へ変化したそうです。それは、馬の体温が人間より高く、ワラにわいたナットウキンが活発にはん植したわけです。
　何も考えないでできたもの、身近なものを注意深く見て、けんきゅうしてみます。すると、ワインや納豆のようなぐうぜんの産物が出来、大発見をすることが起こると分かりました。