総合 58 点(上位1%以内)

字数 390 字 【文体】
 ○文の流れが自然です。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 △中間の長さの文が多く長い文と短い文がやや少なめです。
 △文の長さの平均がやや短めです。
【語彙バランス】
表現/キリン(+1点)
表現/七色(+1点)
表現/森(+1点)
思考力 34 点
知識力 39 点
表現力 35 点
規定の字数(150字)よりも短い文章は低めに評価されます。小論文として採点しているため語彙間のバランスも評価に入れています。

 【本文】
七色キリンを求めて、少年はの中を歩いていた。
少年の額から汗が流れ落ちる。ずいぶん歩いたものだ。少年は一休みするため川辺の木の木陰に座った。とめどなく流れる川の音を聞きながら少年は安らかな気持ちになった。風が吹き、木々が揺れる音がする。木漏れ日が川の表面に反射してキラキラと光る。小鳥のさえずり、草木が揺れる音。少年は心地よさに目を閉じた。
しばらくして少年は目を覚ました。太陽は頭のてっぺんまで登り少年は眩しさに目を細めた。
もう少し歩こう。少年は再び歩き出した。
を抜けると広大な大地が広がっていた。そこに人気はなく、野生動物が自由気ままに過ごしている。
少年のもとに1匹のキリンがやってきた。そのキリンの身体には七色の模様がついている。
噂に聞いた、七色キリン。幸福の象徴。
少年は達成感と喜びを噛み締めた。そしてキリンに近寄り、七色に光るキリンの体を優しく撫でた。