言葉の森ヒロ教室新聞2009年5月号(通算第37号)

お知らせ

6月、7月は教室お休み 8月1週目(8/5)に再開します。またよろしく。(^o^)/

スペラゲームパーティのお知らせ 今年もスペラ大会がやってきます。スペラはアルファベットの組み合わせで得点を競う英語スペリングゲーム。子供から大人まで楽しめます。ほとんどの方が初心者ですので、どなたでもお気軽にご参加ください。今回は日本からの参加者もあるそうです。入賞者には賞品、賞状が用意されています。見学だけでもOKです。

・日時、場所 5月17日(日 ヒロハワイアンホテル MALA IKENA ROOM(ロビー階)

        1:30-2:00 挨拶・ルール説明

        2:00-4:00 ゲーム1回目

        4:00-5:00 休憩

        5:00-7:00 ゲーム2回目

        *ぜんぶ参加しなくても大丈夫です。

・参加費 無料

・主催 スペラ協会 http://www.spella.jp/

 名札を作るそうですので、ご出席予定の方は(見学予定の方も含め)事前にお知らせいただくと助かります。ご参加の方、また、当日、ご都合のつかなくなった方は浅岡(934−9283)までご一報ください。みんなでつまめるおやつを一品お持ちいただけるとうれしいです。先着50名様です。お申し込みお待ちしています。

4月の清書作品(提出順)

あひるのあかちゃん のうさぎ

 あひるのあかちゃんはワイアケアビレッジの池でみえました。あかちゃんはおかあさんについてきました。あひるのあかちゃんははやかった。

 いちばんかわいかったことはスピードです。あかちゃんはパンをはやくとりました。あひるはいわのうえにのっていました。

 つぎにかわいかったことはついていくことです。うまれるときからついていきます。おかあさんがまもっていきます。うさぎはどうでしょう。

 うさぎはあひるがすきかなとおもいました。あひるのママが人間にたべられたらどうするのとおもいました。うさぎがあひるやったらどうやろとおもいました。

えいがにいったとき ガチャピン

 どようびクヒオえいがにおかあさんとジェニーとなおやでいきました。

 いちばんおもしろかったのはえいがにいったことです。

 つぎにおもしろかったのはおかあさんとえいがのことしゃべったことです。

 モンスターがさいしょにでてきたときいちばんおもしろかったとおもいました。

あそんだこと めんこちゃん

 にちようびにケイレンのいえでけいれんとはるかとさゆりとあそびました。

 いちばんたのしかったのはピザをたべたことです。

 つぎにたのしかったのはみんなでおうちごっこをしたことです。

 たのしいとおもいました。

サッカーでのハプニング はっちー

「ドッスーン。」

タイラーがしりもちをついたとたんに、サッカーをしていたみんなはゲラゲラと笑いはじめた。タイラーも笑っていて、笑っていない人はいなかった。

 僕は学校の休み時間はサッカーをして過ごしている。そして、ふつうのように見える日にこの事件が起こった。学校のサッカーのゲームでは、四人のメインの人がいる。サッカーのうまさでいえば、ジュモール、僕、アンドリュー、そしてタイラーとなる。しかしさはほとんどない、そしてその日はぼくのチーム対その3人のチームだった。ほかの人でまあまあ強い人はぼくのチームに入っていた。だから二対一でぼくのチームが勝っていた。そしてボールがタイラーの方に飛んでいくのを僕が見てそっちの方に走っていった。しかし僕がのろまなのでタイラーの方が絶対ボールが取れると一目りょう然だった。とれないとわかっていたらから、最後の最後に

「グれヴァリウれバコ!」

と意味不明なことを叫んだ。そしたら、僕の言った火星語もどきのようなことに気を取られたみたいで、タイラーはなんと空ぶりした。そして、その勢いがすごくて空振りしたあとに、ずっこけてドッシーンとしりもちをついてしまった!それがおかしくておかしくて、みんなははらをかかえて笑いはじめた。そのおかげで二対二になってしまったけど、ものすごくおかしかったので、五分ぐらい僕はヒーヒーいっていた。

 笑いとは不思議なものだ。みんなが負けているから怒っていたのにタイラーがずっこけたからみんなが笑ってサッカーゲームが楽しくなった。笑う門には福来るというようにみんな笑ってサッカーすれば楽しくなるということだ。

はちにさされたこと いちごポッキー

 にちようびにそとでわたしがはちにさされました。そのときはれていました。おうちのそばではちにさされました。いたかったです。

 いちばんいたかったことははちがわたしのことをさしたときです。ほんとにいたかったです。ほんとにいたくておおごえでないちゃいました。なにがおこったかわからなかったからこわかったです。

 つぎにいたかったことははちにされたあとです。おかあさんがさいしょはちのはりをとりました。そしてにかいにおかあさんがだっこしていきました。そしておふろであしをあらいました。そしたらこおりをわたしのあしにつけました。

 いたかったとおもいました。そのときおかあさんがやさしいなとおもいました。いっぱいないたなとおもいました。つぎのひはいたくなかったけど、まっかにはれてかゆかったからたいへんだったとおもいました。

自然と人工 みなみ

 次のような長文を読んだ。私たちは長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。だが明治以降それを捨てて、新しいものへ新しいものへ人工材料を追いかけてきた。たとえば法隆寺の柱やバイオリンはヒノキを使うととても日本らしい和風なかんじがする。私たちは機械文明の恩恵の中で工学的な考え方に信頼を置くあまり、数量的に証明できるものにのみ真理があり、それだけが正しいと信じすぎてきたきらいがあった。そしていちばん心に残ったところは自然だった。

 たとえば、畑や花を育てるのに必要な肥料もその一つである。本で読んだかぎり今現在は人が考えて人工的に作っているらしい。もちろんその中にも自然のものは入っているがやはり人工的な肥料は食物がもっと早く育つようになっている。だが昔は人の食べ残しを使っていたらしい。

 その他、布や紙まで今は作られてしまうのである。母から聞いたのだが、昔は紙まで自然に作られたらしい。たとえば木の部分を石でたたきのばして紙ができたらしい。布だって虫の糸をとって、編んでできたらしい。自然ってすばらしい!!

人間(私)にとって自然とは人が考えなくてもその自然の力でかってにできてしまうキセキみたいな出来事だけど人間が作ったもののもやはり人の頭がよくなければ作れなかっただろう。ある意味、人間が作ったものもすばらしいということだ。

べろの力 チョコポッキー

 この長文のようやくはつぎのとおりです。見ためはあじの大切なようそです。あじはきんちょうともかんけいがあります。きんちょうすると味がわかりにくくなります。味覚は五しゅるいに分類されています。あまみ、しおあじ、さんみ、にがみ、うまみです。しぶみは、五つのき本味にははいっていないけど、さいきん、けんこうのめんで、ちゅうもくされています。みためとあじのせいで食べものの味をはんだんする人間のことが心にのこりました。

 わたしにはにた話があります。ハワイでうっているケーキが赤や青のクリームがのっているのです。わたしはそのケーキはもともとあんまりおいしくはないんですけど、クリームがしろだったらもっとおいしいと思います。

 ぎゃくにアメリカ人が日本人がなまざかなを食べているのを見ると、

「おえ!」

と思うでしょう。それと日本人がのりを食べているのをみて、カーボンしだと思ってびっくりした人もいます。あと、どんなにおいしいさしみでも、すこしでもしろっぽいとしぼうだと思ってさしみを食べないのです。

 みためはほんとうはいらないけど、人間はみためがすごいだいじだと思いこんでいるんだなということがわかりました。

色はしょくよくとあじにかんけいあるの? うさぎ

 この長文のようやくはつぎのとおりです。見た目は味の大切なようそです。味はきんちょうともかんけいがあります。味覚は五しゅるいにぶんるいされています。あまみ、しおあじ、さんみ、にがみ、うまみです。しぶみはさいきんけんこうの面で注目されています。わたしの心にいちばんのこっていることはあじと色にはかんけいがあることです。

 わたしにはにたはなしがあります。わたしのすきなくだものはバナナです。バナナはみどり色だとあんまりおいしそうじゃないけど、黄色い色をしているといい色をして、もうおなかいっぱいのときでも食べたいなあと思います。わたしのだいすきなやさいはトマトです。トマトはバナナとおなじみどりのときはすっぱそうだけど、すっごい赤色をしているとたべたいなあと思います。だからわたしがお店に行くとき、すごい黄色い色をしているバナナかすごい赤色をしているトマトを買います。だからしょくよくと色はかんけいあるのです。

 わたしにはもう一つにたはなしがあります。おとうとのろまんくんはやさいがっきらいです。それはたぶんみどり色をしているからです。どうしてかというとレタス、キャベツ、きゅうり、ブロッコリー、ズッキーニを食べません。それにぜんぶみどり色をしているからです。ろまんくんは色で見て、まずそうだなとかおいしそうだなときめます。ろまんくんはみどり色のものはまずいと思っているんだと思います。

 わたしがわかったことは、人によってこの色はまずい!というのは違うんだなということです。たとえば、ろまんくんはみどりいろがまずいとおもいます。そして、わたしはだいたいオレンジ色のものがきらいです。

自然のすばらしさ ヨッシー

 このような長文を読んだ。僕たち人間は長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。だが明治以降それを捨て、新しいものへと人工材料を追いかけてきた。しかし木は時間がすぎるとき、かたくなる。例えばバイオリンは古くなるほど音がさえる。その理由は材質の変化だ。自然が作ったものは木のように原始的で素朴な材料であっても、コンピューターでは解明できない側面をもっているのである。いちばん心に残ったことは自然の素材のすばらしさだ。

 これに一つ似た話がある。それは手紙だ。例えばラブレター。自然は手書きで書くが、印刷するのは不自然だ。僕は最初Eメールだったが、ちょっとおかしいと思った。だから今度は手紙か口で言う。それにもし手紙だとしたら、手書きの方が、相手は好きだろう。なぜなら気持ちがもっと伝わるからだ。なぜ僕が知ってるのか? さあ、なぜでしょうか?

 もう一つ似た話がある。それは人工と自然の風だ。人工の風とはエアコンなどのもののことだ。自然の風は外にある風のことだ。エアコンをずっとつけたままにすると、なぜか体がだるくなる。しかし自然の風があるとだるくならない。これが自然のすばらしさだ。

 人間にとって、自然とはとても大事なものである。なぜかというと自然は色々な力を持っている。例えばさっき書いたように、自然の風と人工の風はまるで違う。それはたぶん、自然の力だ。

ファーブルをよんで の丸

 こんかいファーブルのはなしをよみました。このはなしはファーブルがノビタキっていう鳥のたまごをポケットにいれたはなしです。いろは青空みたいです。たまごは六つならんでいました。

 いちばんおもしろかったところはファーブルがぴたっととまったところです。鳥のたまごにびっくりするなんてね。でもいいはなしだね。ぼくがぴったりとまったこともあります。それはやっぱりびっくりしたときです。

 つぎにおもしろかったとこはたまごをかえしたことです。ぼくもこういうことがあります、それはたまたまあります。ほんとのことを言うのもおなじです。それがただしいほうほうです。一かいツーティにきずをつけたことがありました。でもちゃんとしょうじきにいいました。

 ファーブルはいいこだなっとおもいました。ノビタキってどういうとりかな。みんなしりたいかな? ぼくはゲッコウのたまごをみました。すごいですね。

文責・浅岡佳代/言葉の森ホームページ http://www.mori7.com/