項目の説明
構成 題名の工夫
キーワード 題名の工夫 <<構成>>
説明 「○○な○○」「○○の○○」のように工夫
指導  低学年のころは、作文の題材を見つけやすいように、「きょうのこと」という題名で練習をします。
 しかし、いつまでも「きょうのこと」で書かせるのではなく、ある程度書きなれてきた段階で、作文の内容に合う題名を考えさせるようにします。(例:「遠足に行ったこと」「運動会をしたこと」)
 題名の工夫は、更に話の中心がわかるように題名を工夫していく練習です。しかし、ただ題名を面白くすることだけを指導すると、かえって内容のわからない題名になってしまうことがあります。(例:「ドッカーン」「涙がぽろり」「大笑い」)こういう面白い題名でも悪くはありませんが、できるだけ作文の内容もわかるように工夫していきます。
 一般に題名の工夫は、「○○な□□」「○○の□□」のような形になることが多いので、指導の上では、ただ「工夫しなさい」ではなく、「○○な○○という形になるように工夫しなさい」と説明する方がわかりやすくなります。

 例:「地獄の遠足」「一番になった運動会」「かわいい金魚」

 作文の内容に合った題名を考えて、さらに、話の中心がわかるように題名を工夫します。指導する際は、単に題名を工夫するように言うのではなく、題名を「○○な○○」「○○の○○」「○○だった○○」という形になるように工夫するようにと説明します。いくつが具体例を挙げるとわかりやすいようです。