ウツギ の山 11 月 4 週
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◎じゆうなだいめい

★清書(せいしょ)
○てんからふるさかなのあめ
○どこの水族館でも
 どこの水族館でも人気のショーといえば、イルカのショーでしょう。水の中を気持ちよさそうに泳いでいるイルカは、実は魚の仲間ではありません。私たち人間と同じほ乳類と呼ばれる生き物なのです。私たちは水の中で呼吸をすることはできません。それと同じように、あれほど自由自在に泳ぎ回れるイルカも、水の中では呼吸ができません。イルカの頭の上には噴気孔(ふんきこう)と呼ばれる小さい穴が開いています。イルカは、私たちの鼻の穴のように、この穴をつかって呼吸をしているのです。
 イルカは、昼間起きているときには、一分間(いっぷんかん)におよそ六回、水から頭を出して呼吸をします。そして、眠りにつく夜は、昼間のほぼ半分の二回から三回呼吸をします。ですから、水面に近い浅いところをゆっくりと泳ぎながら寝ているのです。
 けれども、餌をとるために深くもぐる必要があるときなどは、十五分くらいの間は息を止めていることもできます。
 生物は昔、海から誕生しました。魚のひれが足になり、地上を歩き回る生物になりました。イルカの先祖も、大昔は、地上を歩いていたのでしょう。それがなぜか「やっぱり海にいるか。」と、再び海に戻り、自分の手足を泳ぐのに適したひれのような形に変えていきました。海に戻ったイルカが今どんな気持ちでいるか、聞いてみたい気がします。

 言葉の森長文(ちょうぶん)作成委員会(ω)