過ぎたるは なお 及ばざるがごとし
1このことわざは、 中国の孔子という 学者が、弟子や 政治家などと かわした 問答や 会話を あつめた『論語』という本から きています。
2じゅうぶんな そなえは たいせつですが、なんでも 度を すぎるのは だめ。3つまり 度を すぎてしまっては、たりないのと おなじで、やっぱり よくない という おしえです。
4けんこうのために といって、ジョギングを したり、スポーツジムに かよったりするのは よいことですが、5きゅうに はじめたり やりすぎたりして、足や こしを いためたり けがをしてしまったりでは なんにもなりません。6どんなに ためになることでも 度を すぎるのは かんがえものです。
7おなじいみの ことわざに「くすりも すぎれば どくとなる」が あります。
8えいごにも「やきすぎは 半やきより わるい」という ことわざが あります。9まっくろになるまで やいた ステーキや パンは、おいしくありませんよね。0
「ことわざものがたり二年生」(西本鶏介著 偕成社)より
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