1あさは ぼうっとして、あくびが でたり、しせいも わるいのに、ごごは げんきに なる 子が おおぜい います。
こうなるのは、あさねぼうの ためです。2あさは のうが 目を さまして いないので、きちんとするように めいれいが だせません。それで、しせいも ぐにゃぐにゃに なるのです。
3せっかく、せなかを のばす れんしゅうをしても、のうが ねぼけて いたのでは、なんにも なりません。
4あさねぼうの 子は、よるに なっても げんきで、おそくまで おきているので、また あさねぼうを することに なります。
ぐっすり ねむっても、おきたばかりの ときは、 だれでも のうが ねぼけています。
5あたたかい パジャマを ぱっとぬいだり、せのびを したり、手や 足を うごかしたり、つめたい 水で かおを あらったりしていると、のうが はっきり 目をさましてきます。
6がっこうが はじまる、一じかんはん まえに おきて、のうが きちんと 目を さましてから、がっこうへ いきましょう。
7あさ はやく おきて、げんきよく せいかつして いれば、あなたの のうは いつも、よく はたらきます。
にんげんが、ほかの どうぶつと ちがうのは、二ほんの足で 立って あるき、手と ことばが つかえる ことです。8それと、それができる、りっぱな のうを もっている ことです。
けれども、あるくための ほねや きんにくが よわくなったり、のうを あまり つかわない 子が ふえています。
9みなさんの のうや からだは、つかえば つかうほど つよくなり、うまく はたらくように なります。
そとで はしりまわって あそんだり、のうを きちんと はたらかせるようにして、げんきな 子に なってください。0
「せなかをぴんとのばそう!」(偕成社)
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