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課題集 0イバラ の山

★じゆうなだいめい / 池新
○いえでかっているきもののこと / 池新

○小さいころから大切にしているもの / 池新
○木の葉や草の葉が(感) / 池新
 【1】木の葉や草の葉がみどりいろなのは、葉の中にようりょくたいというみどりいろのつぶつぶが、たくさんあるからです。
 【2】そして、このつぶには、ようりょくそという、みどりいろのもとになるものと、カロチンというきいろのもとになるものとが、ふくまれています。
 【3】あきになると、ようりょくそがこわれてしまい、カロチンだけがのこるので、葉のいろがきいろになるのです。
 【4】赤くなるのは、アントシアンという赤いろのもとになるものが、あきになるとつくられるからです。
 【5】マツやツバキの葉のように、あきになっていろもかわらず、ちりもしないものは、すこしずつおちて、あたらしい葉といれかわっているのです。
 【6】草はふゆのさむさから、からだをまもることができません。そこで、さむいふゆがやってこないうちに、たねをつくって、たねでふゆをこします。
 【7】たねは、あついじょうぶなかわでまもられているので、ふゆのさむさにも、たえることができるのです。
 【8】といっても、すべての草が根まで、すっかりかれてしまって、たねだけをのこすというわけではありません。【9】草の中には、つちの中の根や地下けいでふゆをこしはるになるとまい年、あたらしいめをだすものも、すくなくありません。チューリップなどがそうです。【0】
 木は、ふゆになるとかれるといっても、葉をおとすだけで、みきやえだが、かれてしまうわけではありません。はるになると、あざやかなみどりの葉をつけます。
 
 「なぜだろうなぜかしら」(実業之日本社)より